私の上を通り過ぎていったインド人たち【4】

エッセイ

インド洋

広い広いこの海の向こうには、どんな世界があるんだろう!
そう考えただけで胸が高鳴る。
世界は大きくて、いろんな種類の人間がいるということを私は知っている。
日本人には会ったことがある。
アメリカ人やドイツ人や中国人にも会ってみたい。いろんな人と話がしてみたい。
いろんなところに行ってみたいし、いろんなものを食べてみたい。

インド人

私はよくここに来て、海に向かって祈りを捧げるフリをしている。
祈りを捧げていると、みんなに一目置かれるから。
実際は、裸で潮風にあたって伸びをすると気持ちがいいからやっているだけだ。
一度やってみるといい。ほんとにすごく気持ちいいんだ。

インド人

私の3代前の先祖はオランダ人だった。
オランダ人は肌が白くて背が高いんだそうだ。
もしも私の祈りが通じるなら、オランダ人の女の子と恋をしてみたい。
そしてオランダの海岸で、ヨーロッパの風にあたりながら、彼女とふたり、裸で祈りを捧げたい。

インド人

でも私はいずれインドに帰ってくるだろう。
そうしたら、私はまたここに来て、オランダの海岸に向かって祈りを捧げよう。
その時の祈りは、以前よりもっとはっきりしたイメージを持っているから、きっとオランダまで届くだろう。
インド洋もオランダの海もつながってるというけど、果てしなく遠いからあまり意味がない。
だけどはっきりイメージできればすぐ近くにいられる。
オランダの海岸で祈る、裸の彼女をはっきりとイメージできれば、
インド洋も簡単に飛び越えられるんだ。

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