【沁みる短編小説】『静物』庄野潤三

エッセイ

おはようございます。樋口です。

みなさんは秋の夜長をいかがお過ごしでしょうか?
私は焼酎を飲んだりウイスキーを飲んだり酒場放浪記を観たりしながら過ごしています。
尿酸値が気になるためビールは控えています。

今日は、本の話です。
心に沁みる、おすすめの短編小説を紹介します。

『静物』庄野潤三

『静物』について

1960年

この小説は、1960年に書かれました。
1960年といえば、カラーテレビの放送が始まった年です。
プロレスがお茶の間を賑わし、力道山が育て上げたアントニオ猪木とジャイアント馬場がデビューしました。
ダッコちゃん人形が発売されブームになりました。
そんな年に『静物』は出版されています。

庄野潤三

著者の庄野潤三(1921 – 2009)は、当時「第三の新人」と呼ばれたグループの一人です。
第一次、第二次大戦後の作家と比較して、こう名付けられました。

本

戦争体験が色濃く投影される第一次、第二次戦後派に比べ、非政治的、私小説的な作風が特徴です。

登場人物

『静物』の登場人物は以下のメンバーです。

  • 父親
  • 母親
  • 女の子
  • 上の男の子
  • 下の男の子
  • 吃音症の医者
  • スージーちゃん
  • 金魚
  • チンドン屋
  • 蓑虫

『静物』の読み方

あまり暑くない日の夕方に、公園のベンチに座って読みます。
できれば平日がいいです。
ときおり、ブランコや砂場で遊んでいる親子を眺めます。
遊んでいる親子がいなければ、たまに顔を合わせて会釈するくらいの、近所の家族をイメージします。

本

細君、胡桃、チンドン屋、中折れ帽子といった言葉が出てくるので、意味がわからない場合は、あらかじめ辞書で調べておきます。

読み終わった後、もう一回読みたくなった場合は、夜、部屋を暗くして、机に座ってスタンドの明かりで読みます。

さらに読み終わった後、金魚やキツネや蓑虫などの意味について誰かと語り合いたくなったら、薄暗い酒場のカウンターで、トリスウイスキーの氷をかき混ぜながら、小説好きの常連を待ちましょう。

『静物』の個人的な感想

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』に通じるものがあるな、と感じました。

本


いかがでしょうか。
30分くらいで読めると思うので、よかったら手にとって、力道山にしごかれる猪木を想像しながら読んでみてください。

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