シルバーウィーク、その狭間に埋もれた敬老の日

エッセイ

明日からシルバーウィークで5連休です。
世の人々は浮き足立っています。
そんなゴキゲンなシルバーウィークの中に、埋もれてしまった魂があります。

お年寄りを大切にしようという心、敬老の精神です。

敬老の日

埋もれた敬老の日

今年のシルバーウィークは、下記のような構成になっています。

19日 – ふつうの土曜日
20日 – ふつうの日曜日
21日 – 敬老の日
22日 – 国民の休日
23日 – 秋分の日

敬老の日は三番手、ちょうど真ん中に位置します。
柔道の団体戦で言えば中堅、戦隊ヒーローで言えばイエロー、麦わらの一味で言えばルフィ、ゾロに次ぐ、サンジあるいはナミ、といったポジションです。

私たちは「5連休」という圧倒的なインパクトに心が躍りすぎるあまり、細部に目を向けることを忘れがちです。
なぜ21日は休みなのか。なんのために私たちはこの日に休みを与えられているのか。
そのことについて、少し立ち止まって考えてみましょう。

高齢者に敬意を

世の高齢者たちは、言うまでもなく人生の先輩です。
生まれ、学び、成人し、恋をし、働き、生き抜いてきた方々です。

そして私たちや私たちの子も、これから同じ道を歩もうとしています。
子どもがこれからいろいろなことを経験して物事を学んでいくように、私たちも、先輩から生き方を学び続けなくてはなりません。

「生きる」ことの大変さが並大抵のことではないことを、私たちはもう気づいています。
私たちの倍以上生き、道を作ってくれた高齢者たちに、まずは敬意を表すべきでしょう。

祖父と祖母

私の祖父は大正最後の年の生まれで、祖母は昭和6年の生まれです。
第一次大戦が終わり、繁栄と恐慌を体験した世界に、再びドイツから不穏な影が忍び寄ろうとしていた時期でした。

テレビもゲームもネットもなかった時代、子どもたちはベーゴマやめんこ、あやとりやお手玉を自分で作って遊んでいたといいます。

それぞれの幼年期を経て、戦争を乗り越えて、祖父と祖母は出会い、結婚し、3人の子どもを育てました。
祖父は頑固で酒飲み、祖母はやさしくて心配性。
祖父は唱歌を歌い、祖母は台所で郷土料理「のっぺい汁」を作ってくれました。

そして彼らが育てた3人の子のうちの一人が、私を育ててくれました。

誰かが誰かを育てて、育てられた誰かがまた誰かを育てる、これの繰り返しが人の歴史です。

歴史

生を受けて生きている以上、親がいて、祖父と祖母がいます。
もしも目の前にいなくても、どこかにちゃんといます。
じいちゃん、ばあちゃんの歴史は自分の歴史でもあります。
彼らの歴史を知りましょう。

そして自分がだれかのじいちゃんばあちゃんになった時に、縁側で茶をすすりながら、孫に歴史を語りましょう。
その孫はきっとまた自分の孫に、あなたのことを語り継いでくれるでしょう。

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