おきなわ泡盛日記 2

エッセイ

もうだいぶ前のことですが、沖縄のゲストハウスで働いていたことがありました。

そんなぽよぽよ生活の記録です。

沖縄の海

某月某日 タコス

沖縄はタコス屋が多い。なんでかは分からない。
キングタコス(通称「キンタコ」)とかチェーン展開する店舗もある。

お気に入りの「メキシコ」というタコス屋に行く。
有志のお客さんを乗せて車で行く。
「メキシコ」は、那覇の北の宜野湾市というところにある小さなお店なのだけど、とにかくタコスがミラクルおいしい。
というかフードメニューはタコスしかない。
タコスはだいたいうまいけど、そのうまさの一つ上を行くうまさだ。
「うまい」という感覚にもレベルがあるのだと知った。

ほんとうはビールで流し込みたいところだけど、ドライバーなので、飲み物はコーラだった。
でもコーラとタコスの相性はすごくいい。
タコスを食べるときはきつめの炭酸でノドを刺激してやるのがいい。
で、コーラの甘さとタコスの辛さを調合してやるといい。
メキシコのカンクンで直射日光を浴びているような多幸感を味わえた。
カンクン行ったことないけど。

某月某日 沖で

海がきれいなので、シュノーケリングが楽しい。
季節は秋なのだが、沖縄ではまだまだ海で遊べる。
水中メガネとシュノーケルと足ヒレを装備して、何人かで海に入る。
そのままみんなでまとまってちょっと遠くまで泳いでいって、海の中を覗いてみる。

魚がいる。
ワカメがいる。
貝がいる。
人魚はいない。

危険なのでまとまっていようという約束だったのに、調子にのった兄さんが一人で遠くに泳いでいって、ベテランの別の兄さんに叱られた。
叱られた兄さんは「あんまりきれいだから人魚がいるかと思って」と言い訳した。

もう一度海の中を覗いてみる。
魚がたくさんいる。
人魚はいない。
魚人もいない。

人魚や魚人がいる可能性は、サンタクロースがいる可能性よりも低い。
でもイエティがいる可能性よりは高いんじゃないかと、沖縄の海は思わせてくれる。

海からあがってコーヒーを飲みながら、叱られた兄さんとそんな話をした。
「でも例えばネパールに行けば、イエティの方を信じるようになるんじゃないですかね」
思いついて言ってみると、
「そんなものかね」と兄さんは寂しそうに呟いた。

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