学生時代の恩師に会いに上京した話(後編)

エッセイ

この記事はこんな人に向けて書いています

おはようございます、ヒグチです。

アントニオ

前回、こんな記事を書かせていただきました。

学生時代の恩師に会いに上京した話(前編)
この記事はこんな人に向けて書いています 学生時代の恩師がいる方 重要文化財に興味がある方 おはようございます、ヒグチです。 先日、学生時代の恩師に会いに東京へ行きました。 というのも、恩師から「We

「Webで頼みたいことがあるから、時間つくれる?」と大学時代の恩師に言われて上京し、恩師がいる大学の構内で、学生の立入禁止のバーにやってきたところまでいきました。

学生立入禁止のバー

学生立入禁止のバー

今回はその続きです。

よろしくお願いします。

禁断のバーへ潜入

恩師に連れられ、学生は入ることを許されない禁断のバーへ潜入しました。

気分が高揚し血圧は上昇、全身から粘着質の汗が吹き出してきました。

店内は、私のような下賎の者が経験したことのないようなエグゼクティブな雰囲気。

きっちりとした身なりのウェイター、バーテンダーが「いらっしゃいませ」と、抑制された声色で迎えてくれます。

それに対する恩師の「おお、よろしく」というあっさりした振る舞いは、私のような下賤の者に格の違いを分からせるのには充分でした。

ゆったりとしたソファに腰を落ち着けて、生ビールを注文、程なくしてちょうどよく汗を滴らせた生ビールが、品のいいサンドイッチとともに運ばれてきました。

このサンドイッチであれば、村上春樹氏も納得するのではないか、というくらい上品なサンドイッチです。私のような下賎の者が口にしていいものなのでしょうか。

生ビールで乾杯

生ビールで乾杯

生ビールで乾杯します。

35歳になった今、恩師との乾杯は、学生時代とはまた違った味わいでした。

恩師は齢をとり、私もそれと同じだけ年齢を重ねました。

この15年の間に、恩師にも私にも、それぞれに紆余曲折の人生があったはずですが、こうして時の隔たりを超えて、もう一度笑って乾杯できるというのは、やはり幸せなことなのでしょう。

仕事の話

ひとしきり感慨に浸ったところで、恩師が「Webで頼みたいこと」の具体的な話をしてくれました。

おおまかに、次のような内容でした。

  • 東京オリンピックに向けた、あるプロジェクトを考えている。
  • Webをからめたサービスとして立ち上げ、展開していきたい。
  • 方向性やアイデアを相談したいのと、実際にWebサービスを制作してほしい。

とてもおもしろそうな内容で、やりがいのあるプロジェクトです。

こういう仕事をするために、私はWebをやってるんだ、と思えます。

サイト構成の話から広告戦略まで、ひととおり話し終えて、仕事の話はおわり。

サイトができあがったらまた報告したいと思います。

村上春樹みたいなカクテルの頼み方

仕事の話が終わったので、話題は自然と恋愛の話に移行していきました。

学生時代も、よく語り合ったものです。

自由恋愛の国、時代に生きている我々にとっては、恋愛はいくつになっても普遍のテーマなのではないでしょうか。

「咲き誇れ 愛しさよ」と誰かが唄っていました。

「愛し愛されて生きるのさ」と、別の誰かも唄っていました。

私は少し酔っていたため、当時の意中の人を恩師がおんぶして歩いたことを思い出し、そのことについて恩師を糾弾しました。

恩師は非を認め謝罪し、罪滅ぼしなのかなんなのか、ここのバーテンダーは何かのコンクールで優勝したことがあるくらいのカクテル作りの名手なんだ、と教えてくれました。

「なにか頼んでみなよ、きっと作ってくれるよ」

という恩師に促され、私は村上春樹がやるみたいにカクテルを頼んでみよう、と思いたちました。

村上春樹の小説の主人公は、比喩とかを交えながらいつもおしゃれにカクテルを注文しますよね。

それで、私も挑戦してみようと思って

「なにかこう、キリッとした・・・」

と、こういうところまで言えたのですが、その後が続きません。

村上春樹の小説は、けっこう読んでいるはずなのに、肝心なときに、うまい言葉が出てこないのです。

私はいったいなにを読んでいたのでしょうか。パスタの茹で方や女性の口説き方ばかり読んでいたのでしょうか。

村上春樹風のカクテルの頼み方にお詳しい方は、ぜひご教授いただけるとうれしいです。

でもちゃんとおいしいオリジナルカクテルがきた

でもちゃんとおいしいオリジナルカクテルがきた

短いお別れ

仕事の話もして、お酒も堪能したところで、お別れの時間になりました。

恩師と固い握手を交わし、近日中の再会を約束し、お別れをいいます。

私はくるりと踵を返し、春風のなかをさっそうと、田町駅へと向かいます。

夕暮れにほろ酔いで雑踏の中を歩く気持ちよさは、ちょっと他にたとえられないくらいですよね。

最後は私の東京でのホームタウン、第二の故郷である赤羽のお店で、しっぽりと呑みあげました。

赤羽ニュー加賀屋

赤羽ニュー加賀屋

赤羽近辺にお住まいの方、ぜひ一緒に呑みましょう。

あなたのビジネスのWeb戦略を、ぜひキタックにおまかせください。

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