【おすすめウェブコンテンツ紹介】Webメディア レコメンド Vol.2

ウェブ全般

こんにちは、樋口です。
私はいま34歳なのですが、日頃から悩みがつきません。
安らかに生きるにはどうしたらいいのか、宇宙はどこまで拡がっているのか、死んだらどうなるのか、どうしたら効率的にモテるのか、ザリガニは普段何を考えているのか、など、キリがありません。
そしてその悩みと真剣に向き合っているとやがて日が暮れ、月が出て私を優しく照らし、そして夜が明けるのです。
そんな時私は「明けない夜はないんだ」と強く実感します。

二回目の「Webメディア レコメンド」は、人生に悩み、思索に耽りがちな大人にぴったりのウェブマガジン salitoté(さりとて)です。

salitoté(さりとて)

salitote

異邦人

「歩きながら考える、大人の道草ウェブマガジン」を標榜する salitoté(さりとて)は、そのまま書店に並びそうな、脳髄の汁がしたたりそうな密度のあるコンテンツです。

目玉は様々なジャンルのトップランナーへのインタビュー記事。

漫才の大御所 内海桂子師匠をはじめ、ノンフィクション作家の佐野眞一さんや歌手の八代亜紀さん、劇作家の平田オリザさんなどそうそうたるメンバーが名を連ねており、最新号では小説家の平野啓一郎さんが登場しています。
そこには日常で生きづらさを感じている異邦人たちにとって、少しは社会と折り合いがられるヒントになりそうな言葉が散りばめられています。

例えば、平田オリザさんのインタビューにて

僕は基本的に本当の自分はないと思っています。いろいろな社会的な役割、それをふるまいといってもいいと思うんですけど、その社会的な役割を演じ分けることが大事で、ひとつのことだけを演じようとすると、さっきいったように重くなってしまう。私たちは同時にいろんな役を演じ分けている。それをできれば楽しむぐらいの状態がほんとはいいんですよね。
でも日本では、それをなんか裏があるみたいに言われる。裏も表もないよって思うんですけど。

はっと気付かされて気分がちょっと軽くなる気がします。

平田オリザさんのインタビュー記事

存在の耐えられない軽さ

もちろんインタビューだけではなくて、多種多様なラインナップが並ぶコラムたちも読み応えがありまくりです。

ウェブコンテンツというと、どうしても読みやすさを重視して、さっと手軽に読めるボリュームの読み物になりがちなのですが、『salitoté(さりとて)』は違います。
一遍一遍が短編小説のような風合いを醸し出していて、さまざまな書き手がさまざまな問題を提起したり考え方を示唆してきたりします。

まるで、受け入れやすさや軽さに重きをおくウェブコンテンツへのアンチテーゼのようです。

「いい道草の食い方」とは?

『salitoté(さりとて)』は言います。

人間とは、社会とは、自立とは、愛とは、成功とは…。
そんなこと考えなくても毎日生きていけるようなことを考えるのが
ムダに見えるがそうじゃない「いい道草の食い方」です。

たしかにこういうことを考えなくても生きていけますし、むしろ考えないほうが社会をサバイブするのに効率が良さそうです。
こういうことを人と共有しようとすると、たいていウザがられますね。「うざ!めんどくさ!」と言われます。

でも、どちらにしろこういう問題の答えが他人とぴったり合致することはあり得ないのです。ぴったり合ってたらそれは本人です。
まずは独りで奥の奥まで潜ってみると、『salitoté(さりとて)』の言葉がもっと深く響いてくるのかもしれません。

最後に、『salitoté(さりとて)』のクールな編集スタンスをご紹介。

最後に言うまでもなく、飛び抜けて素敵に輝いてる女性とか、
恐ろしくナチュラルでやさしい暮らしとか、
凄まじくサクセスフルな勝間メソッドとか、
誰がめざしているのか見当もつかない紀香バディとか、
そういう商売がかった「幸せ」や「豊かさ」や「美しさ」を
提案する・発信するようなこざかしいマネは
したくないと考えています。

うーんかっこいいです。


弊社が運営する『Web Magazine World』にも掲載中です。

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