越境ECとはなにか

ウェブ全般

おはようございます。
樋口です。

シルバーウィーク直前の一週間が始まろうとしています。
レジャーに勉強に、恋に遊びに大忙し青春まっただなかというみなさんは、さぞかしウキウキで失神寸前の一週間を過ごすことかと思います。
私は先日購入した「Hanako FOR MEN」のスナック特集を読みながら、まだ見ぬ、薄明かりの向こうのママに思いを馳せています。

本日の記事は、今話題の「越境EC」について、その概要とポイントをお届けします。
よろしくお願いします。

越境EC

越境ECの定義

「越境EC」は、「越境」と「EC」からなる言葉です。

「越境」・・・境を越えること
「EC」・・・「Electronic Commerce」の略。平たく言うとネットショッピングのこと

越境EC

この場合の「境」は国境を指します。

また、「越境EC」という用語は、買う側より売る側の文脈での使用が多いため、

越境EC・・・海外の消費者に対して働きかけるネットショッピングサイトの形態

と、とりあえずは定義づけられます。

なぜいま「越境EC」なのか

ECの歴史は古いし、海外向けのサイトもありました。
でもここ数年で「越境EC」の市場規模が伸びています。
つまり、ネット上で日本の製品を買う海外ユーザーが増えているのです。
理由は大きく3つあります。

越境EC

理由1:円安

まずは、2013年から続く円安の影響があります。
円安 = 日本製品が安くなる ため、輸出増につながるのです。

理由2:中国

経済産業省による電子商取引に関する市場調査によると、日本、アメリカ、中国の3ヶ国間で、越境ECによる購入額がもっとも多いのは中国の1.2兆円でした。また、前年比53.0%増で、伸び率も群を抜いています。

※平成26年のデータ。日米の事業者からの中国人による越境ECを利用した購入総額。

「爆買い」がニュースを賑わせていますが、ネット上でも中国人の勢いはとどまるところをしりません。

ここ数年で中国の法整備が進み、中国で海外企業が越境ECを行いやすい環境が整いました。
それにより中国の購買層が積極的にネットショッピングを利用し始めたのです。

理由3:日本への注目度

日本への注目度が高まっているのも理由の一つです。
なんだかんだいって、東京オリンピックの開催は大きいでしょう。
また、高品質というメイド・イン・ジャパンの神話も、ECが盛り上がり、様々な製品が海外ユーザーの目に触れるようになって、再評価されている模様です。

「越境EC」のポイント

越境ECをやるには、いくつか注意点というかポイントがあります。
まずは「言語の対応」が最優先かつ最重要の課題。

ポイント1:言語の対応

ターゲットとする国に向けて、サイトの言語をマルチリンガル対応します。
英語、中国語がやはり多いでしょう。

越境EC

また、お問い合せ等の顧客対応にも充分なコストを割く必要があります。
ネットショッピングを利用する海外ユーザーは、基本的に言語スキルが高いため、英語をおさえておけばある程度は通用します。

ただ、Web Designing9月号によると「中国人はメールを信用せず、チャットがメイン」というような、独特の文化もあるため、ターゲットに応じた柔軟な対応が求められます。

ポイント2:発送

海外への商品発送は、郵便局の国際郵便サービス「EMS(Express Mail Service)」がメインになります。
梱包の手間や、税金や海外発送独自のルールなどもあり煩雑な作業になるため、専門業者に依頼する、という手もあります。

ポイント3:中国のネット文化を理解する

越境ECのメインターゲットである中国のネット文化は独特です。
我々が慣れ親しんでいるFacebookやTwitter、LINEなどは、規制により中国ではほぼ使えないと考えたほうがいいです。

越境EC

代わりに、中国の現地サービスである「微博(Weibo)」や「微信(Wechat)」が流行しています。
中国でのマーケティングは、これらをうまく利用する必要があります。
「微博(Weibo)」や「微信(Wechat)」を使ったインバウンドマーケティングサービスを行う事業者も増えてきています。

ポイント4:モールを利用する

「単独で越境出店するのはハードルが高い」そんな場合には、モールを利用するのも手です。
楽天など国内のモール型ECサービスは乱立状態ですが、越境ECに特化したモールサービスも存在します。

越境EC

越境ECモールの例

これらをうまく活用することで、難しい海外市場に参入するハードルを下げられます。


以上です。
これからも注目度が増していくはずの「越境EC」。
一つずつ手順を追って、きたるべき時に備えて準備をしておきたいものですね。

あなたのビジネスのWeb戦略を、ぜひキタックにおまかせください。

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