ゲットアロングトゥゲザー。
文系おじさんだよ。
最近気になってる接続詞は「あるいは」だよ。
「天国、あるいは地獄」「富、あるいは貧困」というふうに使用するよ。
今日は【PHP】について説明するよ。
前回の【Javascript】につづく、プログラミング言語シリーズ第2弾だよ。
PHPとは
PHPは、「ピーエイチピー」と読むよ。
Hypertext Preprocessorの省略形なんだよ。
PHPは、ウェブに特化したプログラミング言語だよ。
そして、いろんなプログラミング言語の中でも、比較的覚えやすい方なんだよ。
Wikipediaによると、PHPはこう定義されてるよ。
動的にHTMLデータを生成することによって、動的なウェブページを実現することを主な目的としたプログラミング言語
「動的」なウェブページとは
「動的」という言葉が出てきたね。
「動的なウェブページ」っていうのは、そのときのデータや状況に基づいて、表示が変化するウェブページのことだよ。
なんのこっちゃ。
例えば、Googleで検索したときに検索結果が表示されたり、Facebookで一人ひとりページの表示内容が違ってたり、ブログで新着記事が更新されると一番上に表示されたり。
ああういうのはもちろん、すべての表示内容が全部HTMLに書いてあるわけではないよ。
裏のプログラムで、表示をカスタマイズしているんだね。
これが「動的なウェブページ」だよ。
反対に、「静的」という言い方もあるよ。
これはプログラミング言語を使わず、同じページをいつ見てもHTMLに書かれた内容がそのまま出てくる状態のことだよ。
「動的」と「静的」の違いはテストに出るかもよ。
「動的」なウェブページを作るには、PHPのようなプログラミング言語が欠かせないよ。
もちろんPHP以外にもそういう言語はあるけどね。
Ruby(ルビー)とかPerl(パール)とかね。
PHPでできること
「静的」なウェブページなら、HTML、CSS、Javascriptでつくれるけど、「動的」なウェブページをつくるなら、上記の3つに加えてPHPの出番、ということだね。
で、今のウェブページは高機能だから、だいたい動的だったりするよ。
よくPHPでつくられている機能には、例えばこういうのがあるよ。
- お問い合せフォーム
- 「新着情報」の更新
- ブログシステム
- CMS
サーバサイド
とつぜんだけど、PHPは「サーバサイド」の言語に分類されるよ。
どういうことかというと、「サーバで動く言語」ということだよ。
前回、Javascritの回で、Javascriptはブラウザで動く言語って言ったけど、それに対して、PHPはサーバで動く言語、というわけだよ。
PHPのプログラムがサーバに送られて、そこでデータベースも連携しながら解釈された結果がまたサーバから返ってきて、ブラウザに表示される。
これが、PHPが動く仕組みなんだよ。
↓
サーバは、プログラムを読み取って、そのIDでログインしている人に関するいろんなデータを組み立てる
↓
サーバから、プログラム処理済みのデータが返される
↓
ブラウザに表示
反対に、Javascriptみたいにブラウザで動くプログラムは、サーバに送られるまでもなく、ブラウザで処理されてそのまま表示されるんだよ。
Javascriptみたいなのを、「クライアントサイド」の言語と呼んだりするよ。
PHPを使うときの注意点
PHPは「サーバで動く」ということだけど、なんにもしないで動くわけではないんだよ。
世の中そんなに甘くないよ。
サーバにPHPをインストールして、はじめてPHPが使えるようになるよ。
でもまあレンタルサーバとかだと、だいたいインストールされているから、心配する必要はないよ。
PHPが使いたい場合は、いちおう念のため、サーバにインストールされているか確かめてみてね。
インストールされていたら、PHPバージョンも確認しておくといいよ。
バージョンによっては使えない機能とかもあるからね。
PHPにまつわるいろいろ
WordPressはPHPでできている
世界が愛と憎しみでできているように、WordpressはPHPでできているよ。
WordPressというのは、一番メジャーなCMSだね。
※CMSについては、この記事を参照してね。
PHPを書けるようになると、Wordpressで作ったウェブサイトやブログを、好きなようにカスタマイズできるようになるよ。
これはうれしいね。
PHPフレームワーク・ライブラリ
Javascriptと同じように、PHPにも「フレームワーク」や「ライブラリ」と呼ばれるものがあるよ。
「フレームワーク」はPHP開発の土台、「ライブラリ」は機能ごとにまとめてあるツール、とざっくり言えるよ。
フレームワークだと「CakePHP」、ライブラリだと「PEAR」あたりがメジャーだよ。
以上、PHPの説明終わり。
今日出てきた【CMS】や【Javascript】についても説明してるから、よかったら読んでみてね。
じゃあまたね。