濡れたカエルをどうするのか

エッセイ

あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。
キタックの樋口大輔です。
今年もよろしくお願いします。

2020年になりました。私は今年40歳になります。体力や脳の衰えはともかく、肌年齢にだけは気をつかって生きていきたいものです。
このHP、というかブログは5年前、2015年の5月にスタートしました。
最初のうちはけっこうがんばって更新して、いろんなことを綴っていたのですが、ここ数年はずいぶんと放ったらかしでした。
そのせいか、HP経由でのお仕事のご依頼、お問い合わせは激減し、代わりに一日に5、6件のスパムメールが届くようになりました。
ブログの更新と因果関係が実際にあるのかは定かではありませんが、やっぱりあるような気がしています。
ブログなめたらいかんのですね。

HPをリニューアルします

ところで、
この、「キタックCGソリューションセンターのHP」をリニューアルしようと、昨年の10月から動いています。
いまのところ今年6月にオープン予定です。

当社は10月に期が変わるのですが、そのタイミングで、HPリニューアルの意思をスタッフ8名に伝えました。
そこから、挙手でプロジェクトメンバーを募り、ありがたいことに3名が手を挙げてくれました。
現在、私を含め4名で、HPリニューアルプロジェクトを動かしています。

今回のリニューアルでは、サイトを作る「前段」といいますか、HPを通してどういうメッセージを伝えたいか、何を達成したいかということをちゃんと練って、コンセプトづくりや設計に時間をかけています。

たとえば、
そもそも「キタック」という会社の「CGソリューションセンター」という謎の部署のこと、そしてそこで行われている事業のことを知ってもらうにはどうしたらいいのか。
ということや、
我々のビジネスって何なのか。とか、どう在るべきか。
ということも考えながら進めています。
今のHPでいちばん上にある文章「新潟にあるデザインとマーケティングの会社」も、あまりにも素直、というか、弱いというか…

なので、そういうところからしっかり考え直していこうよ。
ということをやっています。

リニューアルするまで、プロジェクト進行の様子もこのブログで伝えられたらと思います。

濡れたカエルをどうするのか

ここから余談です。
今年40歳になる私ですが、肌年齢以外でも気をつかいたいことがあります。
それは「人に馬鹿にされない程度には利口になりたい」ということです。
私は自分でも嫌気がさすくらい愚鈍な人間なのですが、自分でも最も愚かだな、と思うことは「自分が愚かである」ということに最近まで気づかなかったことです。
実は自分が愚かであることに気づいたのはここ数年のことです。
何かきっかけがあったわけではなく、積もりたての真っ白な雪に吐瀉物が染み込んでいくように、じわじわと気づいていきました。
恐ろしい体験でした。
少し前まで「自分は頭がいい」とか、それに類することを他人に言っていたような記憶もあり、思い起こすと一度切腹したい気分です。

「人に馬鹿にされない程度には利口になる」という夢は、一朝一夕では実現できません。そのことは承知しています。
鍵を握るのは「想像力」です。
「想像力」とは、「考えの及ぶ飛距離の度合い」のことです。
間違っているかもしれませんが。
でもとにかく私はそう定義していて、その飛距離をできるだけ伸ばせれば、少しずつ利口になっていくのではないか、と考えているのです。

説明を試みます。
例えば、道ばたに、カエルがいるとします。
雨が降っています。
カエルは、道路の端っこで、ぽつんと一匹、雨ざらしになっています。
そして道を歩いていたあなたはそれを見つけます。
なんだか寒そうだな、寂しそうだな、と思います。

カエルを気にも留めず素通りする人が大多数を占める中、優しいあなたは、トトロがさしていたような「葉っぱの傘」をどこからか探してきてカエルの上にさしてあげるかもしれません。カエルも心なしか嬉しそうです。



でもどうでしょうか。一見するとほっこりするこの映画の主人公は、考えの飛距離が短すぎる気がしませんか。

3分後にカエルは位置を変え、傘からはみ出してまた濡れるかもしれない。
あるいは、ジョギング中のランナーに踏み潰されるかもしれない。
はたまた、カエルは失恋直後で雨に濡れていたかったのかもしれない。

ほんとうに想像力のある人は、考えの飛距離を大きく大きく伸ばした結果、あえていったん素通りしたあと、この道を通行止めにしたり、濡れていたいカエルのために雨乞いしたり、そういうことをする人なのではなかろうかと思います。
(ちなみにカエルを捕まえて移動させるのは、デリカシーに欠ける行為なのでここではNGとさせてください)

問題なのは、そういう飛距離を出せる人よりも、「葉っぱの傘」の人のほうが、往々にしていい奴に見えてしまうことです。
ある一点から見ている人にとっては、ただ素通りした人ですから。
それに嫌気が差して、想像力を働かせることをやめてしまう人も、けっこういるのではないか、と思うのです。
この映画をほんとうに理解するには、受け取る側や見る側にも想像力が必要です。
まあ、私が勝手に思っていることなので間違っているかもしれません。いや、たぶん間違っています。

ともかく、2020年もよろしくお願いいたします。
葉っぱの傘をさすんじゃなく、人知れず実は雨乞いしているような人を本来目指したいところですが、書きながらすでに無理な気がしてきたので、できるだけそういう人と友だちになりたいと思います。

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