こめです。
今回から16世紀あたりのフランスに移ります!
なんとなくフランスは女性人気が高い気がする…?

フランス王らしい名前してんな!わかりやすくていいぜ!
…あれ、しれっと復活してますね。
お帰りなさい。
実は世界史勉強する前、この辺の知識全くなかったんだよね!
フランソワ1世は前々回のカルロス1世(カール5世)のライバルであり、晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチを保護して、フランスにルネサンスの芸術文化を発展させた人物です!
フランソワ1世

名前:フランソワ1世
家系:ヴァロワ家
国:ヴァロワ朝9代のフランス王
タイプ:フランス・ルネサンスの父
逆玉の輿で王様になる。
カルロス1世(カール5世)を倒すために生きてるような人。
イタリア・ルネサンスに感激してフランスに広める。
末っ子気質の愛されキャラ。
キーワード:
・ルネサンスを広める
・カルロス1世(カール5世)の宿敵
・イタリア戦争
・カピチュレーション
日本は戦国時代。斎藤道三と同い年。
カルロス1世(カール5世)

名前:カルロス1世(カール5世)
家系:ハプスブルク家
持っている称号:スペイン王、神聖ローマ皇帝など約70個ある
タイプ:偉大な王
ヨーロッパ最大級の土地を持ってるすごい人。
フランソワ1世とよく戦うことになる。
特徴的な顎の持ち主。
キーワード:
・ハプスブルク家
・イタリア戦争
日本は戦国時代。明智光安と同い年。
レオナルド・ダ・ヴィンチ

名前:レオナルド・ダ・ヴィンチ
出身地:イタリア
職業:音楽、建築、幾何学、美術・人体・動物・植物解剖学、地理学、物理学…など
誰もが知ってるイタリア・ルネサンスの代表的な芸術家。
「モナ・リザ」「最後の晩餐」などで有名。
多彩すぎる万物の天才。
キーワード:
・ルネサンス
日本は室町時代。フェルナンド2世と同い年。
お〜レオナルド・ダ・ヴィンチじゃん!
知ってる知ってる!

フランソワ1世は当時の国王ルイ12世の娘の夫でした。
ルイ12世の奥さんは3人いたんですが、全員面白い家柄?なので手書きですがかいておきました!
結構イングランド勢と関係が深いですよね!
ルイ12世は娘しかいなかったんです。
いとこの息子にあたるフランソワ1世に王位継承権があるということで、娘と結婚させ、王位を継承しました。
ちなみにフランソワ1世、身長が2mくらいあったそうです。
かなり大柄!
巨大なフランソワ1世、巨漢のヘンリー8世、顎のカルロス1世(カール5世)と身体的特徴が個性的な王様が多い時代ですね!

王様になったフランソワ1世。
フランスとイタリアの間にある「ミラノ公国」という国を攻略します。
この国を支配していた一族に仕えていたのがレオナルド・ダ・ヴィンチです。
イタリアに行った時に「イタリア・ルネサンス」に触れます。
イタリア・ルネサンスはレオナルド・ダ・ヴィンチ以外にもミケランジェロ、ラファエロといった錚々たるメンバーが登場!
西洋美術といえば多くの人が想像する名画はこの時期にできました!
レオナルド・ダ・ヴィンチは絵も上手いからな〜
俺も高校時代は模写したもんだ
何言ってるんでしょうかねこの卵は。
でもまあフランソワ1世もその美術の素晴らしさに感激しました。
イラストだと若いですが、40歳くらい離れているレオナルド・ダ・ヴィンチをフランスに招き入れてフランス・ルネサンスを開花させます。
とっても仲良しだったので、レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなる時、フランソワ1世に看取られてた話があります!実際はこのシーンはなかったようですが、これが描かれるくらい親密だったのではないでしょうか!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カルロス1世(カール5世)の時に話しましたが、フランソワ1世はこの時国を挟まれて苦しい状況になりそうだったんです。
そこで神聖ローマ帝国(現ドイツ)の皇帝選挙に出るんですが、惨敗。
まあ代々ハプスブルク家が治めてるし、お金もあるしってことで不利な選挙だったんですよね…。
この敗北がきっかけかわかりませんが、カルロス1世(カール5世)を絶対倒すマンになっていきました!
そこで周辺の国と相談して「カルロス1世(カール5世)が強くなりすぎる前に倒そうぜ」ってことで、ヘンリー8世と会談します。金襴の陣というものです。
でもお互い俺の方がすごいぜアピールしてたので、会談としては何もない結果になりました。
ヘンリー8世って離婚以外にも活動してたんだな…
新鮮に映るぞ!

シャルル8世→ルイ12世→フランソワ1世と続いているイタリア戦争の話になります。
その戦いの中でパヴィアの戦いというものがあるんですが、そこでなんと捕虜になります。
え〜〜!国王捕まっちゃったよ!●されるだろこれ!
意外と●されないんですよ。●すより利用価値があるじゃないですか。国王ですよ。
マドリード条約というものを結びます。
「お姉さんと政略結婚・人質に息子を差し出す・ミラノなどの土地を放棄」とかです。
しかしフランソワ1世は釈放後にこれを放棄。戦争続行してます。
自由な王様だな…
この時イタリアのローマはもうめちゃくちゃにされます。
ローマの劫略と言われてます。
でもフランスと神聖ローマ帝国の戦いの舞台がイタリアって、イタリアからしたら迷惑極まりない…

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ここまできて何やっても勝てないフランソワ1世。
最後の手段でオスマン帝国のスルタン、スレイマン1世と協力して神聖ローマ帝国を挟み撃ちにする作戦を取ります。
そこまでして倒したいってか!
快活そうだけど粘着質なんだな!
この時交わしたのがカピチュレーションというものです。
噛みそうですね!
打倒神聖ローマ帝国のためにオスマン帝国内で治外法権を認めます!
治外法権ってなんじゃい
オスマン帝国内で何やってもオスマンの法が届かない、つまり裁けないってことですよ、フフフ…
それってすごくお得じゃありません?いけないことしても何もできないんですよオスマン帝国は…
は…!でもなんでそんなお得な条件プレゼントしちゃうんだ?
まだオスマン側は気づいてないんですよ、フフフ…
この決着は前回のフェリペ2世の時に着きますよ〜
個人的に結構好きな王様です、フランソワ1世!
カルロス1世(カール5世)には負けっぱなしですが、フランスを乗っ取られたりしてないので!
芸術を見る目もあるしな!
っていうかなんか言いなさいよ。
旅に出て黙って帰ってきてるんじゃないですよ。
うわまだ言ってる!粘着質だな!細かいことは気にすんな!
みんな心配してたんですよ!
次回は息子のアンリ2世です!むむ…なんか血生臭くなってきそう!
よろしければどうかご感想を!
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