こめです。
先月から筋トレを始めました。運動嫌いなのでストレッチさえ三日坊主でしたが頑張ってます。

クズな男!?石川啄木!
明治時代を代表する詩人、石川啄木。
詩を書くくらいなんだから繊細で素敵な人なんじゃないか。
と思うかもしれません。
実は明治時代の文豪・詩人・歌人はぶっ飛んだ人の宝庫です!
彼に限らず曲者揃いですがそれはまた別の機会に。
ちょっとアレなエピソードはこちら。一部です。
- 結婚式ドタキャン
- 勤務態度が悪く、遅刻や欠勤当たり前
- 単身赴任で奥さんに仕送りゼロ
- 借金、女遊びしまくり
- 奥さんにバレないように浮気日記をつけている(多分バレてた)
とまあとんでもない人で、身近にいて欲しくないですね笑
写真で見るとそこまでクレイジーには見えないんですが…
人間臭さ炸裂のぶっ飛び名言
「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」
石川啄木著『一握の砂』より
現代語訳:一度でもおれに頭を下げさせたやつら、みんな○ねばいい
なんて攻めた言葉でしょう。これを残しちゃうのすごいですよね。
そのままの意味で受け取ると苦笑いしちゃいますが、もっと複雑な環境で思っていたかもしれませんね。
「働けど働けど猶 わが生活(暮らし) 楽にならざり ぢっと手を見る」
石川啄木著『一握の砂』より
現代語訳:働いても働いても私の暮らしはちっとも楽にならない
これは多くの人の心に滲みそうな…笑
泣きそうな一説ですが、上のエピソード見ると「借金して遊んでるくせに…」と思ってしまいますね笑
偉人って聖人君主のように思われがちですが、結構性格に難がある人多いです。
自分の旦那だったら最悪だ〜と思いますが、離れたところからみてる分には最高です。
こんなすごい人でもこんなにダメな一面あるんだと思えば、天才も凡人もそんなに差がないのかもしれません。
才能がある人を見ると嫉妬したり、自分が情けなく思うこともありますが、別の面で優ってたりするんだと思います。
そもそも比べることもナンセンスですが!
出る杭は打たれると言いますが、いっそ打てないくらい飛び出てみてもいいのかもしれませんね!
結核を患い26歳の若さでこの世を去った石川啄木。
短いぶっ飛んだ生涯の中で名作を残したのは事実です。
いろんな意味で真似できません!
作品だけでなく、人物像に焦点を当てるともっと歴史が楽しくなるはず!🎶