こめです。
スペイン編一旦最終回です!
大航海時代に始まり繁栄し、最盛期を迎えたスペイン。
しかしすぐに衰退と滅亡へ向かっていきます…!

今回の主役フェリペ2世は絶対王政を代表するような王様!
前回のお父さんカルロス1世(カール5世)と共にスペイン最盛期に君臨しました!
二週連続俺だ〜!
たまいのやつはまだ旅に出てんのか?
あいつ大航海時代好きなんじゃないのか?
困りましたね!まあその分僕の出番が増えるんでいいんですけどね。
フェリペ2世

名前:フェリペ2世
国名:スペイン絶対王政最盛期の王
タイプ:書類王
スペイン・ハプスブルク朝2代目の王。
ポルトガルもGETし、支配地は「太陽の沈まぬ国」と言われた。
カトリックLOVE。多分スペイン元祖「笑わない男」。
キーワード:
・カトー・カンブレジ条約優位に終結
・オランダ独立戦争
・レパントの海戦で勝利
・無敵艦隊アルマダ
・ポルトガル併合
・天正遣欧少年使節
・アルマダ海戦で敗北
日本は戦国時代。藤堂高虎と同い年。
あとこのとし長良川の戦いがあった(斎藤道三VS息子)
エリザベス1世

名前:エリザベス1世
テューダー朝:5代目の王
タイプ:名君
イングランド(イギリス)の絶対王政最盛期の女王。
フェリペ2世とは宗教の違いなどで対立。
アルマダ海戦で勝利し、ヨーロッパ強国に躍り出る。
キーワード:
・アルマダ海戦で勝利
日本は戦国時代。前田慶次と同い年。

いつも通り家系図から見ていくよ!
奥さんはブラッディ・メアリーことメアリー1世!
生涯4回結婚してるけど、奥さん全員死別しててかわいそうですね…
そして全員国籍が違います!
なんかすっごくハプハプしてきたな!
ハプ..ハプなんだっけ?
ハプスブルク家です。
実はこの頃からハプスブルク家はある闇に足を踏み込んでいきます。
それによって数代先に滅亡していくんです。
闇!!滅ぶような闇!

28才で王様を引き継いだフェリペ2世ですが、よく年破産しちゃいます。
お父さんのカルロス1世(カール5世)の時に戦争などで出費がかさみ、就任早々対応に追われます。
え〜でも最盛期なんだからお金ないの?
大航海時代でジャリンジャリン儲けたような…
入る金も大きければ、出ていく金も多いんだね!
そういう書類対応に追われて王宮で仕事をしまくってたことからあだ名が「書類王」!
もう少しかっこいいあだ名にしてあげてほしいよね…!
アンリ2世からしばらくしてフランスは「ユグノー戦争」という宗教戦争が勃発!
そこでフェリペ2世はカトリック勢力を推します!
なんで?
思い出してみてください。スペインの誕生を。
レコンキスタしてましたよね。あれは異教徒(あの時はイスラーム勢力)を追い出すんでしたよね。言い換えれば自国の宗教「キリスト教」にとても熱心なんです。
スペインが「キリスト教」を推す背景が見えますね。
ちなみにプロテスタントはカルロス1世(カール5世)の代でできたから、フェリペ2世が推してるキリスト教ってのはずっと前からあるカトリックのことだよ!
フェリペ2世はかなり熱心なカトリック信者なんです!
彼からしたらイスラームもプロテスタントも「異教徒=悪」なんですよ!

それも原因で起こったのが「オランダ独立戦争」です。
地図にある場所の人たちに「カトリックを強要(あと重税)」したことで、不満が爆発します。
下の南部は逆らってもあまり意味ないのでさっさと降伏します。
上の方「北部」の反発が激しく、北部だけの同盟「ユトレヒト同盟」を組み対抗!
この辺のプロテスタント(カルヴァン派)をゴイセンと呼びます!
うげ〜
その〇〇派とかよくわからない…
そのうちまとめておきます!
この土地はフェリペ2世から独立して「オランダ誕生」に向かいます。
今回はスペイン編なんで割愛します。

これも大事な戦いです。
レパントの海戦はお父さんカルロス1世(カール5世)の雪辱を果たします。
あのスレイマン1世に負けたプレヴェザの海戦のお返しで、息子VS息子で勝利をおさめます。
前回の地図のようにオスマン帝国はとんでもないデカさの国です。
スペインはそこを倒したということで、「超強い」「スペインの船は無敵艦隊」って思われます!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さらにさらにイベリア半島のお隣の国、「ポルトガルを併合」します。
理由はポルトガル王が後継ぎなしで途絶えたため、お母さんがポルトガル王妃の娘ということで「自分にも権利がある」と主張しました。
スペイン誕生の時みたく合体できなかったんですが、ポルトガルの支配地も手に入れることができたわけですから、もの凄いです。
すっげ〜!最強じゃねぇか!
でもエリザベス1世に負けるんだよな!
そこだけ覚えてるね…

そしてフェリペ2世は日本人とも関係のある人物です。
天正遣欧少年使節という「日本人のカトリック教徒の少年達」と謁見します。
この時とっても上機嫌に歓迎してくれたそうで、普段寡黙な人だから周りも驚いたようです。
日本人が歓迎されるのは嬉しいですね!
そしてししどさんがやたら覚えているアルマダ海戦が始まります。
ここはエリザベス1世の時も話しましたが、「この戦いで負けて一気に衰退」するわけではありません。
それでも徐々に最盛期から最盛期から下降していくターニングポイントになります。
海賊がかっこよくて覚えた!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これはエリザベス1世が主役の映画なんですが、アルマダ海戦が見れます!
映像で見ると迫力あってかっこいい!
そしてケイト・ブランシェットのエリザベス1世美しいいいいいい!

フェリペ2世は重要人物だと思うので、覚えてください!
そして一旦スペイン編終了なので、次はフランスに移動してみようかと思います!
フランスもドロドロしてていいですね。
同時代はもしかしたら若干影薄めかもしれません。
この前に百年戦争でジャンヌ・ダルク、その後にフランス革命やナポレオンとかいますから。
フランスはどんな強い奴が出てくるのかな〜🎶
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