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くちぶえコラム

#23:いなせなじいちゃん

2021年07月15日(木)

PV 107

健康診断に行ってきました。こうして毎年身体を診てもらえるのは、ほんとにありがたいです。
40歳になったので人間ドックのオプションもつけてみました。初めてバリウムを飲んだのが5年前。そして今回初めての人間ドック。人はこうして加齢とともに自分の身体に向きあっていくのだなぁ。

問診の医師が、大ベテランのおじいさんでした。入ったときからよく声をかけてくれて、なんかお医者さんにしては珍しく気風の良い粋な感じ。「あんたは酒飲むけどちゃんと運動もしてるし一つを除いては全部の数値がいいね!呼吸もおっけー!心臓もだいじょうぶ!もんだいない!」と言って勇気づけてくれました。「ただちょっと、尿酸値が高かったね、酸だから、これは放置しとくのがよくない。腎臓が酸にやられちゃうと大変なことになるよ。もったいないよ!」と、適切なアドバイスもしてくれて、ありがたかった。診察室でなく飲み屋で聞いてる感じがして、スッと受け入れられました。気をつけよう、尿酸値。

飲み屋と言えば、ある時カウンターで86歳のおじいさんと話したことがあって、そのおじいさんも粋でした。野球のキャップをかぶっててポロシャツにハーフパンツ、全体的に洒落者の佇まい。若い頃は仕事はあまりやらず野球ばかりやってたそうです。「毎日大会があった」と言ってたけどほんとだろうか。

大谷翔平の活躍の話題から、昔のプロ野球の話になりました。西武ファンという共通点があり、僕は森監督時代の秋山、清原、デストラーデのクリーンナップとか、工藤とか渡辺久とか潮崎とか、伊東とか辻とか石毛とか、そのあたりの話をしたんですが、おじいさんは僕の話をきちんと受け止めてくれた上で、西鉄時代の稲尾、大下といった名前を出してきました。年輪が違うぜ。稲尾や大下は僕からしたら名前だけ知ってる伝説の人物なんですが、そのおじいさんが語る稲尾はリアルで身近でした。全部つながってるんだな。稲尾、工藤、松坂、菊池雄星、大谷、全部つながってる。そしてつなげるのはこういう粋な語り部のお歴々なんでしょうね。

粋なおじいさんと話すと自分の小ささを痛感すると同時に元気がでます。

タイトルの「いなせな」は、サザンの歌でよく使われる言葉。「いなせなじいちゃん」というフレーズがぴったり来るお二方でした。

ぴゅう。(´ε` )

サザンの『いなせなロコモーション』を全力で歌い上げたい。

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