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アルビ日記

2020-19:vs北九州 1-2

2020年09月15日(火)

PV 361

第19節「やっぱ強いんだ」

海のとなりのスタジアム。海風が気持ちよさそう。クリアボールが海に落ちるなんてこともよくあるそうだ。いいなあ。一度行ってみたいなあ。

ミクニワールドスタジアム北九州でのアウェー戦。
相手は首位を走る北九州。
なんで北九州が..?
という疑問がずっとあった。で、今日。満を持しての今日。

ギラヴァンツ北九州はほんとうに強いのか。どこらへんが強いのか。そういうのをちゃんと見定めたい。そして願わくば勝ちたい。という想いでDAZNを起動した日曜の夜。

結論。北九州の首位はダテじゃない。首位には理由があった。やっぱ強いんだな…

北九州いいチーム

アルビはまさかのスタメン入れ替えなし。中3日、移動もあったし、コンディション大丈夫なんだろうか。

4-4-2。GK小島、DF新井、マウロ、舞行龍ジェームズ、荻原。ボランチに島田と福田。前めの中盤右に中島、左に本間。中島は金髪になってる。FWは渡邉新太にファビオ。

北九州も同じ4-4-2。誰もが知るビッグネームはいない。どんなチームなのか。

立ち上がりは主導権争い。北九州もアルビに負けず劣らず、ボール持ちたいオーラが出てるチームだ。
どっちもボールを持ちたい。だから相手がボールを持ってたらムキになってプレスをかけ奪い返しに行く。この「奪い返す」強さがこの試合の鍵になる気がした。

立ち上がりはどっこいどっこいだった気もするが、早い段階で先制を許してしまう。北九州の見事なフリーキック。これはキーパーノーチャンス、しょうがない。

少しずつ北九州ペースに。北九州の強みは、数人での連動したプレッシングにあるようだ。一人目、二人目、三人目、とボールと人への圧のかけ方が連動してる。勝手にいかない。皆で行く。囲い込む。だからかなり狩り獲れる。数人のグループだけでなく、チームとしての連動性もあった。結果が出てるから皆で同じ方向を向いてノレてる感じ。
新潟のボールホルダーは常に脅威を感じながらのプレーになる。

攻撃は、2トップが強力。注目のディサロ・燦シルヴァーノは、もっとゴリゴリ系かと思ってたが、ポジショニングとか、起点になる動きとか質が高い気がする。で、あの感じで左利き。シュート力もある、ヘディングもできる。ブレイク間近か。

ディサロばかり注目されてるが、コンビを組む町野もいい選手だ。フィジカルが強く簡単に倒れない。ゴール前で迫力がある。

この2トップは怖い。中盤もテクニシャンが揃ってる。サイドバックもずっと上下動できる。やっぱりいいチームだ。

で、後半立ち上がりにも追加点を奪われる。

ディサロのふんわりクロスから、上がってきた右SB野口が合わせる。逆サイドを狙ったヘディングシュート。おみごと。

前半の先制からここまで、北九州のゲームだった。北九州はなぜこんないいチームなのか。

試合前後の小林伸二監督のインタビューに、その理由の一端が垣間見えた気がする。この監督には愛がある(気がする)。選手をよく見てるし、気持ちを考えてるし、チームの風向きを感じてる。選手をよく見て、信じて、選手もそれに応えて、一丸となってやってる感じが伝わってきた。二点目をアシストしたディサロもそうだが、みんなとても献身的にプレーしていた。前からのディフェンス、プレスバック、体を張るところ、味方を助けるところ。互いに補いながらチームとしてのパフォーマンスを上げ、結果を出してる。

反撃

とはいえ、今季のアルビも相当いいチームだぞ。
監督はかわいいシャツを着てるし、チームとしてやりたいことも定まってる。

2点目を喫してから目が覚め、反撃に出る。球際でちょっとずつ勝ち始める。
北九州も疲れてきたか。

で、1点返した。セットプレーからファビオが相手DFを押しつぶしながらのヘディングシュート。とんでもないフィジカル。
あとキッカー中島のボールも良かった。小柄で右利きだが、往年の本田圭佑の球筋に似てる気がしなくもない。

1-2となってから、アルビも勢いづく。鄭大世投入、前線でファビオと並べる。前の試合で組んだときはバランス微妙だったが、少し調整した感じ。DFラインに圧、圧。渡邉新太はサイドに出て、中島がボランチに下がる。守備的で気が利くオトナの中盤、島田がOUT。
さらに中島OUTでロメロフランクIN。中盤をひし形にして、トップ下に本間至恩をもってきた。
とにかく行くぞ、攻めるぞ、の合図。

本間至恩はこの日もキレてた。ドリブルのリズムが普通と違うので初めてやるDFは止めづらいと思う。
なんか横浜Fマリノス時代の齋藤学と少しカブる。

いろんなところに顔を出す本間、待ち構える鄭大世&ファビオの重量級2トップ、両翼のロメロと渡邉、途中からワンボランチで耐えた福田、フル出場のDF陣。それぞれの奮闘。最後までアルビは攻めたが、同点ゴールは奪えず。北九州に守り切られた。

うーん、さすが首位。素直に拍手。いいチームでした。

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