キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2020-11:乱戦を制す

2020年08月14日(金)

樋口大輔

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PV 32

第11節 vs山口 2-1

レッドカードが各チーム1枚ずつ出る乱戦だった。終盤は両チームかなりエキサイトしていて、ピッチ上でもみ合う場面が立て続けに。
マウロvsヘナンのどつき合いとか冷や冷やした。

田中玲匡主審たいへんだったろうなぁ…

後半ほとんどの時間を一人少ない状況で撤退戦を強いられた中で、しのぎきってリードを守ったのは大きな収穫。

前半30分くらいまでの圧倒的な支配と、後半の守備。どちらの顔も素晴らしかった。

前節からのいいの流れを

レノファ山口は霜田監督3年目の勝負の年。最初の年から思想のあるサッカーを標榜しいいチームを作っていた。オナイウとか小野瀬とか核となる選手を次々抜かれ、チーム作りもなかなかままならない中で健闘してると思う。

アルビはそろそろ勝ちたい。サッカーの質は上向いてるだけに結果がほしい。

GKにオリンピック代表候補、小島享介が復帰。藤田も良かったけど、一旦譲る形になった。DFは右から早川、マウロ、舞行龍ジェームズ、新井。ダブルボランチに中島とゴンサロ・ゴンザレス。右SHにロメロ・フランク、左SHに本間至恩。2トップに渡邉新太とシルビーニョ。

GKとボランチのゴンサロ・ゴンザレス以外は前節と同じスタメンである。たぶん手応えを感じてたんだろう。前節の大宮戦もかなりボールを握ってゲームを作れてた印象がある。そのいい流れをそのまま持ってこよう、という意図が透けて見えた。

実際に、立ち上がりから新潟ペースで試合が進む。ボール保持率高い。

山口は前線からのハイプレスはそこまで仕掛けてこないので、後ろは余裕を持ってボールを持てる。CBからのビルドアップでは、少し高めの位置取りをしたSBに預けることもできるし、両ボランチに渡すこともできる。

ゴンサロ・ゴンザレスはいつもほどバックラインに落ちてこない。両SBもそんなに高い位置取りはしないので、ボール回しに必要な後ろの枚数は足りている状態なのだ。
相方の中島は人と人の間によく顔を出して受け、さばく。この試合ではボールを動かす潤滑油となっていた。細かく動き直すし、判断もいい。加入してからずっと試合に出てる。アルベルト監督に重宝されている。

そんなわけで、バックラインとボランチで安定したビルドアップができてるから、前も動きのアイデアを持ちやすい。

斜めに走ったり、一人が引いてきて空けたスペースに後ろが追い越す動きをかけたり。

1点目はセットプレーから、2点目はショートカウンター。
ゲームを支配していたから生まれた2ゴールだったと思う。

後半:守備のフロー状態

前半の終わり頃、失点を喫し、山口に流れを握られかける。少しピンチの場面が多くなる。山口が守備のやり方を整理してきたのが要因のひとつである。センターラインを閉じてボランチに自由を与えなくしてきた。

後半に入り、状況は一変。開始早々、本間至恩が2枚目のイエローカードで退場、新潟は10人に。

さあどうするか、と思ってみてたら、FWを1枚削って4-4-1に変更。渡邉新太を最前線に残し、シルビーニョを左に。その後、島田を投入、ボランチに入り、中島を左に出した。右SHはロメロOUTで高木IN。

さらに右SBを早川→田上に変更。
疲れのみえる渡邉新太に代えて矢村を投入。

アルベルト監督は打つ手が早い。

4つの選手交代は非常に効果的だった。4-4-1の陣形をできるだけ崩さず、しっかり守ろう、というメッセージ。
4枚のDFラインと中盤の4枚の2ラインがブロックを作り、山口に入り込むすきを与えない。
一人最前線に残されたFWの矢村には、動き回れ、ボールを収めろ、時間を作れ、チャンスがあったら得点を狙え、とにかくがんばれ、という役割が課せられていたはずだが、かなり応えてたと思う。広大なピッチを駆け回り、相手を追い、ボールを守る。感動的な尽力だった。

左に出た中島も、この状況でボランチからサイドに出るのは体力的にも相当きついはずだががんばってた。守るときはきちんとスペースを埋め、カウンターの際には前線に駆け上がる。

ともかく、後半のアルビは、組織的な守備戦術に加え、精神面が乗っかって、いい感じのフロー状態で守れてたと思う。

山口は左サイドにトリッキーな田中パウロ淳一を入れて打開を計るが、田上と高木の右サイドが連携してしっかり対応してた。何個か危ない場面も作られたけど耐えた。

そして、両チームバチバチの戦闘ムードの中、長めのロスタイムで田中達也の投入。
アルベルト監督の選手起用の妙。心理面へのアプローチも上手。
ここで田中達也出されたらもうスタンドもピッチも昂ぶらずにはいられない。

最後、きっちり試合を締めるぞ、勝つぞ、という強力なメッセージ。

何より田中達也の走り回る姿をみられたのがファンとしては嬉しかったなぁ。

若手もベテランも全力を尽くし役割を全うする、チームの一体感がみられた一戦だった。

試合中喧嘩してたマウロとヘナンが、終わってから肩組んで歩いてた。よかった。

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書き手は私 樋口大輔

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