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アルビ日記

2021-5:vs東京V 7-0

2021年03月29日(月)

PV 162

第5節「夢ではない」

開幕5連勝。ビッグスワンで7-0。

夢ではありません、現実です。

現実かー。現実なのかー。今季のアルビすごすぎる。
こんな日は何も言うことがない。全部がうまく行き過ぎてる。
うまく行き過ぎてて、怖いくらい。ちょっとくらい夢でもいいのかもしれない。これから待ち受ける現実で、釣り合いをとろうとか、そういうことだけはやめてほしい。

整理されたプレッシング

ここまでアルビはスタメンをそういじっていない。昨年に比べスケジュールに余裕があり、水曜日の試合がないため、コンディションを整えやすいのだ。今日も固定メンバーでスタート。

GK阿部。DF藤原、舞行龍、千葉、堀米。MF高、島田、ロメロフランク、高木、本間。FW鈴木。
サブには今日も、昨年から唯一残った外国籍ボランチ、ゴンサロ・ゴンザレスが入ってる。

東京Vは永井秀樹監督の下、ボールをとにかく持ちたいチーム。アルビも当然持ちたい。
「どっちがより気持ちよくサッカーできるか」それが今日のみどころ。

立ち上がりは東京ヴェルディがペースを握りかけたように見えた。選手間の距離を短くし、細かいパスを回してリズムを掴もうとする。

でも大丈夫だった。なんのことはなかった。アルビはいつもどおり冷静に対応。相手にボールを持たれても慌てない。ここは、去年よりアップデートされた部分だなと思う。チーム状態がいいから、というのも当然あるだろうけど、それでも今年は「ボール持ちたい。相手に持たれたくない」一辺倒のチームではない。

相手がボールを持っているときも、その位置が低かったりいい形で奪えれば逆にチャンス、くらいの気持ちを全員が持ってショートカウンターのチャンスを窺ってる。

その表れが、相手DFラインへの整理されたプレッシング。相手が最後尾でボールを回し、出口を探している時、アルビは前線の4枚がきちんと配置について、連動しながら睨みを効かせている。1トップ鈴木が相手センターバックの1枚に行き、その背後にロメロ、高木、本間が並び、ボランチやサイドバックへのコースを消している。そのポジション取りと距離感が良いから、東京VはCBからの出口がなかなかみつけられなかった。

さらにトップ下の高木は基本的にボランチを見ているのだが、CBからボランチへの配給ルートを消せた、と思った瞬間、ボールホルダーやもう1枚のCBに猛然とプレスをかける。背後でボランチを睨みながらタイミングよく出ていけてるので、相手も圧迫感を感じるのではないか。

それから、両サイドハーフの献身的なプレスバックも見逃せない。相手の両ワイドにボールが出るとき、ちょうどサイドハーフとサイドバックの間くらいでもらおうとすると、ロメロと本間が下がってプレスに行くのだ。これがかなり効いてる。この中間くらいでもらうのは、相手のサイドバックを前に引き出してその裏を狙うという目的もあるんだけど、サイドハーフ(ロメロと本間)のプレスバックがあることによってサイドバック(藤原と堀米)が不用意に釣り出されない。

もちろんDFラインもきちんと高くとってコンパクトにしてるし、両ボランチも広範囲に守備網を張っている。チーム全体の連動した守備が好調の要因のひとつなのは間違いなさそう。

とことん気持ちよく

結論、今日はアルビがとことん気持ちよくサッカーできた。守備がハマって、自然とボール支配できるようになり、面白いようにつなげる。選手同士がパスで会話しているかのよう

高木のハットトリックを含む7ゴール、それからクリーンシート。

途中出場の高卒ルーキー三戸も点をとったし、ゴンサロ・ゴンザレスも今季はじめてピッチに立った(ちょっと噛み合ってなかった気もするが)。

この気持ちいいサッカーを持続できるか。連勝はどこまで続くのか。その先にJ1への道が拓ける。


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