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アルビ日記

【番外編】今季のプレミア、注目の5人(前編)

2021年02月18日(木)

樋口大輔

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PV 61

2021年のJリーグも、今月末についに開幕。待ちきれんな〜。楽しみだな〜

Jリーグはこんな感じで冬はオフなんだけど、ヨーロッパはゴリゴリのシーズン真っ只中なわけで、私を含めファンは年がら年中サッカーを楽しめてしまう。ありがたい。

今シーズン(20-21)は、なんと言ってもイングランドのプレミアリーグが面白い。

ここ数年はリバプールとマンチェスター・シティの2強の独走、という構図だったのだけど今季はちょっと違ってとてつもない混戦模様(最近ちょっとシティが抜け出し気味だけど)。
マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、チェルシー、アーセナル、この4チームに先の2強を加えて「BIG6」と呼ばれてるわけだが、このBIG6でしのぎを削ってるわけでもなく、他のチーム、例えばレスター・シティ、例えばエバートン、例えばアストン・ヴィラ、そういう中堅どころも特長のある面白い戦いをしていて、今季のプレミアはだいたいどのカードも見どころだらけなのである。

今回は、Jリーグ開幕を待つ間の、アルビ日記番外編として、プレミアリーグで今季注目すべき5人の男を、勝手に列挙させていただく。
(もちろん独断と偏見です)

ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)

まずはこの人、ジョアン・カンセロ。首位を走るシティのサイドバック。ポルトガル人。この男が今季プレミアの主役かもしれない。

ポジションはサイドバックなんだけど、動き方、ポジショニングが面白い。面白すぎる。90分ずっとカンセロだけ観ていても飽きないし勉強になる。

よく知られているように、ペップ・グアルディオラ監督のサッカーは、サイドバックが極めて重要。バイエルン・ミュンヘン時代に「発明」した偽サイドバック、つまりサイドバックがタッチラインいっぱいに開いて幅を取るんではなくて、中に絞って、ボランチ脇あたりにポジションをとって組み立てに参加する。ということをカンセロはやる。あるいはアンカーのロドリを前後どちらかに行かせて自分が中央に、でん、と構えるときもある。

今まで様々な人が行ってきた偽SBの動きを、今季のカンセロは高いレベルで洗練させて、攻守ともに自然に、しかも攻撃時、出し手にも受け手にもなれるような絶妙のバランス感覚で遂行している。右も左もやる。ボックス付近まで行って決定的な仕事もできる。ペップが気に入るのも無理はない。完全にシティのキーマンとなっている。

我らがアルビレックス新潟も昨シーズンはこの偽SB的な動きを試みていた。早川、田上あたり。今年はどうか。カンセロみたいなプレーがビッグスワンでも観られるだろうか。

ちなみに、今季のシティはものすごく強い。完成されてる感がある。カンセロに限らず、4-3-3で前線に並んだ3枚もポジションなんてあってないような、縦横無尽な動き方をする。センターフォワードで先発したはずのフォーデンが左ハーフくらいに降りてきたかと思えば、空いた中央にインサイドハーフのギュンドアンが入ってきたりとか。カンセロが中にはいったところをベルナルド・シルバが右SBの位置まで降りてきていったん受けたりとか。あれを繰り返されたらディフェンスはきつい。整理できない。しかも前後半でやり方を変えてきたりする。

最初に今季のプレミアは混戦、と言ったが、優勝はたぶんシティだろう。

グラニト・ジャカ(アーセナル)

ベンゲルの時代にアーセナルというチームに魅了された。アンリ、ベルカンプ、ピレス、ヴィエラ、プティ、オーフェルマルス…華麗で優雅でおしゃれで、ちゃんと勝つサッカー。
ベンゲルの時代が終わり、アーセナルは低迷。世代交代、試行錯誤を繰り返し、若きスペイン人、アルテタ監督のもと、かつての栄光を取り戻すべく奮闘している。そして私は密かにこのチームを応援し続けている。

アルテタは若手を積極的に登用していて、いろいろといい選手はいるんだけど、あえて中堅、スイス人のジャカを挙げたい。

ジャカは左利きの大型ボランチ。希少価値が高いのでこの時点でまあまあ重宝されたりはする。スイス代表でもアーセナルでも、中盤の底に安定をもたらす男として、継続的にプレーしていた。ただ、今季のジャカはこれまで以上に、いい。

中盤の底で安定感のあるプレーヤーというのは、いいチームに必ず1、2人はいる。ぱっと見、だいたい似たようなプレーをする。先述のロドリ、バルサのブスケツ、レアルのカゼミーロ、リバプールならファビーニョ(今季は使われ方が違うが)。
アーセナルのジャカは上記のようなメンバーより知名度では劣るし、役割も異なる。アーセナルはダブルボランチを採用しているので、ジャカは中盤の底でバランスに気を配るだけでなく、ボランチの相棒のトーマスやダニ・セバージョスとの関係を気にしながらも、積極的に前線に関与していく必要がある。

そしてこの状況がジャカの能力を引き出しているように見える。サイドに展開する長いパス、リズムを作るショートパスもいいが、なんと言っても私が好きなのは、左足インサイドで繰り出されるタテへの強烈なクサビ。これが入ると若手で構成されるアーセナルの前線にスイッチが入り、ゴールへの突進が始まる。

ジャカは、蹴るフォームがいいんだよな。大柄な体躯が左足をコンパクトに振り抜いて、同じフォームで長短、緩急のパスを繰り出せる。守る側は、どこにパスが出るか、読みづらいんではなかろうか。

あとなにげに、ディフェンスのときに埋めてるポジショニングも好き。相棒のトーマスがボールを狩りに行くタイプだとすれば、ジャカは危険なスペースを察知し埋めておく役割。まあ役割分担だけど、なんというか、攻めのときも守りのときも、全体を俯瞰で見てプレーを決めてる感じがよい。

アルビレックス新潟でいったら、左利きのボランチという意味で、島田譲が近い。ぜひ、スイッチを入れる強いタテパスを期待したい。


長くなったので、残り3人は後編にて!

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書き手は私 樋口大輔

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