「レベルが違う」ことを「レベチ」という。
「おつかれさま」を「おつ」という。「了解」を「りょ」という。「とりあえずまあ」を「とりま」という。
草刈正雄を「くさま」という。草間彌生を「くさや」という。では「くさや」はなんというか。八丈島の名産、あの臭くて美味しいやつ、くさや。
「くさや」は呼ばない。「くさや」のポジションは今や草間彌生が奪った。言語は記号。記号は基本的に意味するものと意味されるものが1対1の関係を保持することで成立するものなのだ。
くさやを食べたいときは、「あの臭くて美味しいやつください」と言おう。
なんてことを考えながら歩いてたら、掘っ立て小屋にぶつかった。
とりま、恐る恐るドアを開けてみたら、中でくさやが臭くて美味しいやつを食ってた。
目があって怖かったので「おつ」と言ってドアを閉めたら、なかで小さく「りょ」という声がした。
とりまレベチな体験。
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