様々な理由で、ホームページのサーバを移転しなければいけない時、ありますよね。
このサーバ移転、実はちょっと怖いのです。
「業者に任せっきりでなんだかよく分からない…」
とならないように、最低限のチェックポイントは抑えておきましょう。
ホームページのサーバを移転しなくてはいけない時
ホームページは、データをサーバにアップロードすることで公開されています。
サーバって、種類がいろいろありますよね。ほんとにたくさんあります。
いろんな会社が提供している「レンタルサーバ」を契約すれば、比較的安価に、そして簡単にホームページを公開できてしまいます。
レンタルサーバの有名どころとしては、
- ロリポップ
- ヘテムル
- エックスサーバー
- さくらサーバ
- コアサーバー
などがあります。
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ところで、企業のウェブ担当者の皆様におかれましては、いろいろな事情で、「サーバを替えなくてはいけない!」という局面があると思います。
俗に言う「サーバ移転」です。
AというサーバからBというサーバに変更し、滞りなく、これまで通りホームページを公開する。
というミッションです。
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このサーバ移転、ちょっと面倒なことが多いです。まあ、難しいことは業者さんに任せるにしても、何が起こってるか、とか、どこに注意しなくてはいけないか、とかはできれば担当者も知っておいたほうが良さそうです。
以下では、特に重要なポイントを3つ紹介します。
サーバ移転で注意すべきこと
【1】ドメインは移転するか
この話に絶対出てくるものとして、「ドメイン」があります。「cgsc.info」とか「kitac.co.jp」とか「yahoo.co.jp」とかの、あれです。
サーバを移転したからって、このドメインも自動的に移転される、ということはありません。ドメインが勝手についてくるわけではありません。
サーバとドメインは基本的に別管理なのです。
Aというサーバ(の領域)に、cgsc.info というドメインが紐付けられているという考え方になります。
なので、ドメインも同時に移転する場合は、
サーバ移転の手続きをすると同時に、ドメイン移転の手続きもしなくてはなりません。
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ちなみにドメイン移転については、中身をみると二つの意味合いがあります。
- ドメイン管理業者の変更
- DNS設定の変更
これについてはまた別の記事で書きたいと思います。
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「サーバは移転するけどドメインは移転しない!」という場合は、新しいサーバに新しいドメインを紐付けてサイトを公開することになりますね。
【2】メールはどうするか
サーバに置かれているのがホームページのデータだけならいいのですが、メールを使っている場合もあります。
こういう時は、メールの情報も一緒に移転しなければなりません。
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メールを新サーバに移転するには、新サーバにメールアドレスの設定をします。
その上で、メールソフトの設定情報を書き換える必要があります。POPとかSMTPとか、そういう設定情報ですね。
メールを移転する場合も、上記のドメイン移転が絡んでくるはずなので、その辺りも考慮しながら、慎重に進める必要があります。
【3】新しいサーバのスペック、クセは大丈夫か
サーバを変更する時、当然ながら仕様も変わります。
仕組み自体は概ね大差ないはずですが、サーバによりクセのようなものもあり、またプランによってもできること、できないこと、機能、スペックが異なります。
事前によく調査しておくこと、また実際にデータを移転してサイトを稼働させ、テストしておくべきです。
サーバの機能について見ておくべきところとして大事そうな項目をいくつか挙げてみます。
- PHP等のバージョン
- データベース
- SSLの対応
- メモリ
- データ容量
- マルチドメイン設定の数
- メールアカウントの数
- WordPressとの相性
- セキュリティ
- サポート体制
ほんとうは怖いサーバ移転…
慎重に、慎重にやりましょう
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