PHPってなに
「PHP」ってなんぜよ
土佐弁になりましたね。
「PHP」、「ピーエイチピー」ですね。
そうぜよ
(龍馬伝でも観たのかな…)
「PHP」は、Javascriptみたいなプログラミング言語のひとつです。
Webの世界ではかなり広く使われている言語ですね。
ほー
なんでPHPが必要なん
Javascriptだけでいいじゃん
JavascriptとPHPの大きな違いは、動く場所なんです。
Javascriptはフロントエンド、あるいはクライアントサイドの言語で、PHPはバックエンド、あるいはサーバサイドの言語、って言われてます。
急にたたみ掛けられるのは好きじゃないな。
すいません…
えっと、「フロントエンド」ってのは、オモテ側、つまりブラウザ側です。
「バックエンド」ってのはウラ側、サーバ側なんです。
少しだけ分かりやすくなった。もっとがんばれ
ブラウザってことは見えるところです。Javascriptはだから、(ざっくり言ってしまえば)見える部分を制御します。動きとか、これを押したらこれが出てくるとか、そういう感じのですね。
いいぞ。その調子だ
サーバで動くPHPは、目に見えないところで動くプログラムなんです。「システム」って言ったりしますね。
前回の「CMS」で紹介したWordpressなんかも、PHPで動いてたりするんですね。
まあよくわからんけど、説明しようという心意気は感じたよ
ありがとうございます
PHPは縁の下の力持ち
目に見えないところで動くってことは、あんま日の目を見ないんだな。
そうかもしれません。PHPは、縁の下の力持ち的なところがあって、派手な動きをつけるJavascriptとは対象的です。でも、地味ではありますが、Webサイトにとってとても大切な役割を果たしています。
バンドでいったらJavascriptがギターでPHPがベースだな。
なるほど。すばらしい比喩ですね
まあね
PHPは例えば、データベースと連携できるんです。
データベースに値を入れたり、引っ張り出して表示したり。
なので、CMSが構築できるんですね。
それすごそう
そうです。Wordpressもそうですけど、管理画面に入力した値は、いったんデータベースに入ります。で、Webサイトが表示されるとき、PHPが稼働して、データベースから適切な値を引っ張り出してきて表示したりします。
PHPかっこよく見えてきた
かっこいいですよね。
なので、同じページでも、PHPが状況を判別して、違う内容を表示したりすることもできます。
ログイン/非ログインとか。
ユーザーA/ユーザーB/ユーザーCとか。
システム化されたサイトでは、こういう表示の出し分けが多いですよね。
なーるほどねー
最近はとても多くのサイトがWordpressで作られてるので、その中でサイト制作者がPHPに触れる機会は多いです。
PHPはもう古い、みたいな言い方がけっこう前からされてますが、依然としてWebシステム構築の主流であることは間違いないです。
HTMLファイルとPHPファイル
たまにWebサイトのファイルみると、.htmlっていうのと.phpってのがあるよね
おお。みるんですね。
そうですね、Webページのファイル拡張子は「.html」と「.php」があります。
どういう違いがあるわけ
htmlはふつうのHTMLファイルですが、phpファイルは、中でphpプログラムを動かしますよ。というファイルです。
ああなるほどね
例えば、ヘッダーとかフッターをサイト全体で共通にしますよね。あれ、PHPの「include」という技でやったりします。これを使うために拡張子を「.php」にする必要があったりするわけですね。
オーケーぜよ
また次回ぜよ
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