バンコク – カオサン
日の傾きとともにカオサンロードは高揚していく。熱気の密度が濃くなってくる。
そして夜が来る。明かりは消えない。むしろ多様な色彩を帯びてくる。










いろんな言葉と、ぬらりとした温度と、香辛料やらアルコールやら体臭やらの匂いが渾然一体となって通りの空気をつくる。
旅人は元気だし、タイの人々も負けてはいない。
にぎやかな食堂やバーがたくさんあり、フルーツや串焼きや飲み物やアクセサリーや本や絵を売る露店が並ぶ。全部似ているが、やっぱりそれぞれ違う。
ゲストハウスも、一泊300〜500円くらいのところにいくつか泊まってみて、お気に入りの場所を見つけた。顔なじみもポツポツできた。目を凝らせば日本人もたくさん歩いていた。
3日目くらいに腹痛に襲われ、強烈な下痢と嘔吐が続いた。1.5日くらい何も食べられなかった。
それが回復すると、身体が異国に馴染んでる気がした。
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