お世話になっております。キタックの佐藤です。
今日は私の仕事内容を紹介します。
サバ美の仕事って何なん?
社内でも良く言われます。
「佐藤さんって何の仕事してんの?」と。
「WEB広告の運用がメインです」と言うと、
「それって営業?」
「デザイナーなの?」
「プログラム書いてるの?」
と聞かれるのですが、どれも違うんです。
でも、なかなか一言では説明できなくて、立ち話では
「まあそんな感じですね〜」
と言って誤魔化していました。すみません。。
WEB広告は今イケてる市場
まず、WEB広告の市場規模についてお話します。
WEB広告費は年々うなぎのぼり、最新のデータではテレビメディア広告費を抜いたとの報告もあります。
プロモーションを考える際にWEBという選択肢を考えるのが当然になってきています。
「2019年 日本の広告費」解説--インターネット広告費が6年連続2桁成長、
テレビメディアを上回る
https://dentsu-ho.com/articles/7161
WEB広告で何するの?
みなさんが今見ているインターネットブラウザ上、SNS、その他アプリ……に広告を紛れ込ませています。その目的は様々で、
・商品を売りたい!
・商品のことを知ってもらいたい!
・お客様予備軍と接点を持ちたい!
・リアルイベントに集客したい!
なんて目的を持ってWEB広告を配信しています。
WEB広告って何がいいの?
従来の広告媒体に比べると、「自分のサイト(商品に関するページ)を見てもらう」ということについてはかなりハードルが下がります。
車の運転中に聞くラジオCM、ご飯を食べながら見るテレビCM、郵便ポストに入っているダイレクトメッセージ……そういった広告に比べて、ワンクリックで自社サイトへ誘導できるため、サイトの内容を見てもらいやすいです。
そして効果測定が可能!
WEB広告が従来の媒体と違うのは、詳細までデータ収集できるということです。
効果測定ってなんだよ
たとえば、
・クリックが何回あったのか。表示回数は何回だったのか。
・クリック率はどのくらいなのか。ユーザーは広告に反応してくれたのか?
・商品を買ったユーザーはどんな人(年齢性別など)なのか?
・商品を買ったユーザーはどの時間帯、どの広告からサイトに来てくれたのか?
こんなことが分かって、次回の戦略に活かせます。
商品に興味を持ってくれる人の層や、反応の良い広告と悪い広告があることや、どの地域・どの時間帯がもっともクリックされるのか……
そういうデータを知ることで、広告のみならず商品販売戦略そのものにも活かせるかもしれません。
で、サバ美の仕事は?
サバ美の仕事は、↑のような数字を見ながら、どのような設定をすれば数字が良くなるかを一生懸命調整する仕事です。
WEB広告の設定画面には無数の設定項目があり、その組み合わせや予算の掛け方で成果が大きく変わってきます。
調整ってなに?
これまでのアナログ広告媒体だと、広告の仕事は「掲載するまで」が主な仕事でした。
たとえば新聞に広告を掲載する、大型ビジョンに広告を流す……
ユーザーの目に触れるまでが、広告担当者の主な仕事でした。
(もちろん効果測定はするのですが、リアルタイムでの正確な計測はむずかしい)
でもWEB広告は、
配信し始めてからが本番ともいえます。
WEB広告は、同じ予算・同じ広告でも、調整の仕方によって全然違う結果が出ることがあるんです。
たとえば
【調整なし】
・クリック率 0.5% クリック単価 150円 成約数 1件 予算 10万円
【調整あり】
・クリック数 3.0% クリック単価 100円 成約数 5件 予算 10万円
調整ありと調整なしでは、同じ予算でも各種数字が変わってきます。
これはただの例ですが、同じ予算でも成約数が5倍も違うのです。
WEB広告は配信してからが本番、というのは、配信データをリアルタイムでキャッチしながら成果を獲得するために調整をかける作業が、仕事のメインと言っても過言ではない…ということです。
この調整を行うことでプロモーションの成果はぐっとよくなります。
このため、一部では「広告運用トレーダー」とも呼ばれたりします。
クライアント様から広告ご予算をお預かりして、どうにか最大限の効果になるように日々調整をしていく……というところは、トレーダーのやっていることに近いような、近くないような。
ともかく、無数の設定の中からベストを探すため、トライアンドエラーで調整を行っております。
つまり?
パソコン見てる仕事ってことだな、わかった。
まあ、そんな感じですね。
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