旬の味を地酒とともに! 男のサワラ料理6品目
あたかも自分で釣ったかのようなタイトルですが、先日初挑戦した「ボートサゴシ(サワラ)」釣りで見事にボウズだった私。
そんな下手くそに、同船した優しい釣りうまさんが立派なサワラを2本も譲ってくれました。
(先回の釣りの様子はこちら→#02 初挑戦!! 新潟春の名物ボートサゴシ)

釣りたて新鮮でパンパンに太った、見るからに美味しそうな魚。
75cmと71cmのズッシリ重い見事なサワラでした。
せっかくなのですぐに捌いていろんな料理にしてみることに。

サワラはとにかく歯が鋭いです。釣った直後や捌く時などには十分ご注意を。

サワラの身は柔らかく崩れやすいです。通常魚を3枚おろしにする場合、片身を外したらひっくり返すことが多いですが、サワラはひっくり返さずそのまま下の片身に包丁を入れた方がいいようです。

2本捌くのに小一時間かかってしまいましたが、まあまあうまく捌けた方かと。
いろいろ料理にしてみた!

鰆の刺身
ひとまず一品目はド定番刺身でしょう。新鮮なサワラはしっとりもっちり食感で旨みがあり、ほどよく脂がのっています。

鰆のたたき
皮付きの切り身の外側を全体的にさっと炙り、ソッコー氷水で締めます。刺身とはまた変わった食感と香ばしさがたまらないです。


鰆の唐揚げ
皮付きの切り身をぶつ切りにし、かたくり粉をまぶして高温でサッと揚げます。驚くほど身がフワフワに。油淋鶏風も◎


鰆のムニエル
たっぷりのバターで、じっくりと焼き色を付けていきます。味付けはシンプルに塩コショウのみ。なのに気絶するくらい美味い。
二日目も鰆づくし!

鰆の昆布〆
刺身用に整えた柵に塩を振りかけて余分な水分を抜きます。水気を拭き取ったら昆布でぐるぐる巻きにして一晩寝かして完成。

鰆の酒粕漬け焼き
酒粕と味噌、みりんを合わせた漬けダレに一晩切り身を漬け込みます。フライパンでじっくり焼き目を付けていただきます。
ベストマッチな新潟地酒はコレ!
どの料理もビールはもちろん、白ワインやハイボールにもバッチリ合いましたが、最もピッタリだったのがこちらのお酒。あくまで個人的私見ですのであしからず。

阿部酒造 VEGA
私の生まれ故郷、新潟県柏崎市にある小さな酒蔵「阿部酒造」さん。田舎に帰ったらちょくちょく行ってはいろいろ飲んでいて、実は隠れファン歴割と長めです。ちょうど先日お邪魔した時「VEGA」という大好きなお酒があるのですが、その新酒が出ていたので購入していました。
サワラの優しい旨みとすっきり飲みやすいお酒、とにかくサイコーでした。
特に「鰆の酒粕漬け焼き」。この料理で使った酒粕は阿部酒造さんのもの。合わないわけがありません。
新潟県柏崎市 阿部酒造 株式会社
地元の旬食材を地元のお酒とともにいただく。これ以上ない最高の贅沢ですね。
また何かいい組み合わせを見つけたら勝手に紹介していきたいと思います。
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