キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2020-27:vs水戸 3-1

2020年10月19日(月)

樋口大輔

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PV 47

第27節「型がひとつできた」

水戸ホーリーホックとのアウェーゲーム。個人的にもお世話になってるケーズデンキの宣伝文句が並ぶスタジアムは親近感に沸く。

7節でホームに迎えたときは本間至恩のスーパーゴールがあった。今日の本間至恩は髪の色が変わってる。何かが起きそう。

秋葉監督の気合、新潟のサイドの立ち位置

水戸は真ん中より少し上くらいの順位。チームとして調子は上向いてる模様。元アルビの秋葉監督は丸刈りで気合入ってる。コミュニケーションを重視し、選手同士のディスカッションを多めにして課題解決にあたってるのだそう。

アルビは前節の負けと、それから不穏なニュースでチームがどんよりした空気に包まれているだけに、今日は勝ちたい。勝って弾みをつけたい。モヤモヤを吹き飛ばしたい。そう簡単には吹き飛ばせないのだろうが。

ここのところ確立してきてる4-2-3-1でスタート。
GK小島。安定感ある。至近距離でのシュートストップもある。足元もあってビルドアップにも参加できる。フィードもいい。左利き。いいとこがたくさんあるキーパー。
DFは右から田上、マウロ、舞行龍ジェームズ、早川。新井はどうしたんだろう。
ボランチに福田、島田。
前のMF、右に今日は大本が入った。真ん中高木、左に本間。1トップは鄭大世。ファビオはとても残念…

大本を右に入れるということは、タッチライン際に張らせて幅を取りたいということ。サイドバックが中寄りの、ずらした、曖昧なポジショニングをして、サイドハーフを開かせるという、ここのところ取り組んでる路線を、はっきりと打ち出してきた。

両サイドバックの田上、早川のポジショニングがこの戦術の肝。二人は自分の特長を活かしながら、監督の戦術を理解し、馴染ませてる。

田上はパワフルな持ち出しと推進力、あと強烈なシュートもあるので、チャンスをみつけてはゴール方向に直線的に向かうインナーラップを繰り出す。相手の中盤は掴まえづらいし、迫力もあるので、これがけっこうチャンスになる。

早川はボールの状況を見ながら立ち位置を微妙に変え、左でのボール回しに絡んでテンポを作りつつ、状況が整えば中盤を追い越してFWのラインまで上がっていく。中よりの高い位置、トップ下の横くらいに陣取って、相手のボランチをピン留めしたりもする。これにより、相手の中盤がボールホルダーにプレスをかけたいのにかけられない状況を生み出す。ニクいポジショニングである。

二人は1本ずつゴール前で惜しい場面があった。特に早川のダイビングヘッド。あれが入ってたら感動モノだったなー。まあ今回はお預け。

前半、新潟は今年取り組んでるサッカーがきちんとできてた。水戸の気勢をいなしながらボールを保持し、勘所で刺すような縦パスをつける。あるいは短い横パスでつなぎながらサイドを空け、サイドで待つ大本や本間に展開し、1対1を仕掛けさせる。さらには開いたサイドハーフを気にさせてDFラインを広げ、空いたハーフスペースを高木なりボランチなりサイドバックなりがつかう。

その結実として、コーナーからマウロのヘッドで先制。きれいな形だった。

力を引き出す

後半も概ねアルビペースで進む。

この試合、アルベルト監督は4枚の選手交代を行ったが、いつもながら面白かった。

まず早めに、高木と大本に代えて、堀米と中島IN。堀米はトップ下での起用。本職のサイドバックではないところで、隠れた能力を発揮してる。中島は中盤のユーティリティプレーヤー。まず右に入ったが、このあと中央、さらに終盤は最前線の1トップで働いた。後半2ゴールを決め、通算3ゴール目。ゴールハンターとしての才能が芽吹きつつあるのかもしれない。

この二人はアルベルト監督によってどんどんいろんな能力を引き出されてる。

そして、鄭大世に変えてロメロ・フランクが最前線に。1トップで身体を張って前線でタメを作る役割。そしてDFラインに圧を与える仕事。終盤には中島と入れ替わってサイドハーフに入る。ロメロはどこをやってもロメロで、ファイトし、チームのために体を張ってくれる。

最後に、久しぶりにゴンサロ・ゴンザレス登場。島田、福田のダブルボランチを残したままの出場だったのでバランスどうなるのかな、と思ってみてたが、ボランチより少し前目にポジションを取った。

ボールを収め、はたく。ディフェンスの際は中央に構え、出どころを封じに行く。試合を終わらせる役割をしっかりと果たした。

それぞれが本職(とこれまで思っていたところ)とは異なるポジションで使われ、役割を与えられ、それを遂行することで、新たな道が開ける。個人としてもチームとしてもいい感触なのではないか。

後半2点を加え、3-1で完勝。

チームのやり方、それから個々の役割という意味で、一つの型ができたように感じる。
ここから、様々なバリエーションを増やしたり、また試行錯誤が始まるのかもしれないが、一つの方向性の完成形というか、太めの「パターンA」みたいなものはできあがったんじゃないか。
それくらい自信と確信に満ちた試合だった。

久しぶりにベンチに入った田中達也が見たかったが、それはまた次の楽しみにしておこう。

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書き手は私 樋口大輔

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2020-27:vs水戸 3-1
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