キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2021-21:vs磐田 2-3

2021年07月05日(月)

PV 35

第21節「負けを認める必要はない」

前半は7連勝中のホームチーム磐田の勢いに気圧されてしまった感じでした。決めるところをしっかり決められてしまった。アルビにも好材料があって、2点を返したこと。それから福田の復帰。後半戦に光は射してます。試合のダイジェストをどうぞ。

試合ダイジェスト

【前半】
立ち上がり、少しふわっと入ってしまった新潟が磐田に突かれる。磐田の左サイド松本がスルーパスを受けてそのままPA内をえぐり、逆サイドのネットを揺らす。磐田は守備ブロックを敷き、新潟に攻めさせておいてカウンター。これがハマり、立て続けに加点。0-3で折り返し。

【後半】
新潟は後半開始からロメロフランクと星を投入。中盤のパスワークのギアを一段階上げる。あくまで自分たちのやり方での真っ向勝負。主導権を握り返し、磐田を追い詰める。終盤2点返して1点差としたが、あと一歩及ばず。2-3で惜敗。

百戦錬磨のベテラン集団

全42試合中の第21節。つまり、前半戦最後のゲームである。
それが2位ジュビロ磐田と3位アルビレックス新潟の直接対決なんである。そりゃ盛り上がる。
でも、あくまで42分の1。長いシーズンの中の1コマ。それを忘れてはいけない。

J2を戦い抜き、最後に座りたい椅子に座っているためには、目の前の試合をひとつずつ戦っていくこと。と同時に全体を俯瞰し長い目で見ていくこと。どっちも必要なんである。たぶん。

アルビのスタメン。
GK小島享介。DF藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、千葉和彦、堀米悠斗。MF高宇洋、島田譲、三戸舜介、高木善朗、本間至恩。FW鈴木孝司。

対するジュビロ磐田には、ビッグネームがたくさんいる。なかでも大御所・遠藤保仁がみられるのは幸せ。元代表の山田大記、ロンドン五輪代表の大津祐樹、元川崎の鈴木雄斗、ベンチには今野泰幸も。それからこのあとドイツ一部・シュツットガルトに移籍する左利きの大型DF伊藤洋輝。
元アルビも多くて、山本康裕に大武峻、大井健太郎(今日はベンチ外)、鈴木政一監督も…

経験豊富な、百戦錬磨の戦う集団・ジュビロ磐田。勝負の勘所を抑えがち。

そのチームが、目下7連勝中と絶好調。

こりゃ手強いだろうな、とは思っていた。が、ここまでとは。
3-4-2-1のシステムを敷く磐田。鈴木監督はやっぱり3バックが似合う。遠藤保仁が、中盤の中央に君臨する。キャプテンマークを巻く山本康裕がその周囲でよく気を利かせてる。

ただ磐田のこのシステムが担保されてるのは、両ワイドと2シャドーの運動量によるものである。この4人(山田、大津、鈴木雄斗、松本昌也)が、とにかくよく走ってた。

アルビに油断はなかったと思うが、立ち上がり左サイドからえぐられ、松本に先制ゴールを許す。
で、その後、磐田はきっちり守備ブロックを敷いてきた。さすがは百戦錬磨のベテラン集団。

ボールへの愛をどちらが示せるか、要はポゼッションの取り合いがどうなるのか、というのが試合前の焦点だったんだけど、この展開によりポゼッションはアルビに傾く。だが「持たされてる」という印象。磐田の狙いがハマってる感触。

磐田の守備ブロックは5-4-1のような形で、両ワイドがバックラインまで引いて、さらに2シャドーがワイドに引く。
ボールを奪うとすかさずシャドーもワイドもがっと出ていき、カウンターに転じる。これが鋭い。

カウンターを決められ0-2に。
最前線のルキアン。前はもっと荒削りだった印象だけど、なんかすごくいいターゲットマンになってる。ピーター・ウタカみたい。そこに質の高い2シャドー、山田と大津も絡んでくるから怖い。この3人で充分崩せる攻撃陣。

そして前半30分すぎ、少しアンラッキーな形から、磐田に3点目。

くう〜 悔しい前半!

光も射してる

後半立ち上がりからアルビは二枚替え。右サイドに闘士ロメロ・フランク投入。さらに星雄次を入れてトップ下気味で動き回らせ、高木を2.5列目くらいに配置。ワンボランチとなった高には負担がかかるが、パスワークのギアを上げるにはリスクも必要。

この狙いはハマったように思う。引いて守る磐田を自陣に押し込み、混乱させ始める。ただ磐田の最終ラインが5枚なのでほとんどスペースはない。中盤でワンタッチやサイドチェンジを織り交ぜながら、いつものように打開を図る。ブレないアルビ。前半の「持たされてる」から「持ってる」への転換。

けっこう押し込んでるから磐田のカウンターの勢いが前半より減じてる。ただルキアンは怖い

「まず一点、まず一点、」と願いながら観てるが、時間は過ぎてく。経験豊富な磐田、さすが守りも巧妙。今野も登場、クロージングに入ってきた。

後半27分、本間至恩に変えて、福田晃斗が登場。去年のチームの屋台骨だったボランチ。左ひざ前十字靭帯断裂、全治8ヶ月の大ケガから戻ってきた。

で、福田がいい動きを見せる。守備での早い寄せもそうだけど、攻撃のテンポづくり。受けてはたいてまた動いて受けて。これを連続して繰り返す。どこにでも顔を出す。
福田INによりアルビの中盤が更に活性化。

似たタイプの高宇洋とのコンビが熟成してきたらどうなるのか、これから楽しみだ。

終盤、ロメロがPKを得て決め、1点返す。それから更に攻勢。堀米のスルーパスを谷口が左足で突き刺して1点差に。この時点で90分。

最後まで攻め抜いたけど、あと一歩及ばず。2-3でフィニッシュ。

惜しかった。ほんとに。

でも、負けを認める必要はない、とあえて言いたい。
今日は勢いもあってたまたまジュビロ磐田に勝ち点3が転がっただけ。たしかに磐田の前半の決定力、ゴール前でのクオリティは、好調のチームが醸し出せる独特のオーラを感じた。

だけどアルビのサッカーには、今日も今日とて胸を張れる。アルビには継続の力がある。福田の復帰という楽しみな材料も増えた。さあ後半戦。

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