キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2021-31:vs甲府 1-0

2021年09月27日(月)

PV 35

第31節「我慢の末の、決勝点」

3位4位対決、0-0のジリジリした展開の末の、アディショナルタイム決勝ゴールは格別でしたね。ロメロ・フランクの、つま先をピンと固めた左足のシルエットが目に焼き付いてます。久しぶりの連勝だし、これはもう、波に乗ってくれるでしょう。

試合の背景

  • ビッグスワン、土曜14:00キックオフ
  • 新潟3位、甲府4位。勝点は両チーム同じ54
  • 甲府は3連勝中、新潟は前節久しぶりの白星

試合ダイジェスト

【前半】
守備時5バックで固める甲府の守備に新潟が手を焼く。両サイドの本間、三戸がドリブルを仕掛けたり、高木が巧みにボールを引き出したりいろいろ試みるがサイドも中央も封鎖されている。我慢比べのような展開、0-0で折り返し。

【後半】
新潟がギアを一つ上げる。少しずつだが甲府の守備網を攻略し、ゴール前に入り込む場面が増える。だが甲府のカウンターも鋭いため、新潟が一気呵成に攻めたてる、という展開にはならない。アディショナルタイムにドラマ。千葉の鋭い縦パスが甲府の喉元に入ると、受けた島田がループパス、谷口が頭で落としたところにロメロが走り込んで決勝ゴール。1-0で新潟が勝利。

上への挑戦権を決める3位・4位対決

秋の訪れとともに、今節からデーゲームに戻った。新潟市中央区はいい天気、スタンドのサポーターたちも気持ちよさそう。

今日はいつも以上に負けられない。相手のヴァンフォーレ甲府は、勝点54で並ぶ4位のチーム。上の京都、磐田は「一緒にJ1行こうね」ってなんだか仲良く逃げ切り体制に入ってる雰囲気がある。そこに割って入らないといけない。もう一度仲違いさせないといけない。今季のJ2を、最後まで盛り上げるのは新潟だ。

そんな大事な一戦に向かうアルビレックス新潟のスタメン。前節から3枚変更。

GK阿部航斗。DF藤原奏哉、千葉和彦、舞行龍ジェームズ、田上大地。MF高宇洋、島田譲、三戸舜介、高木善朗、本間至恩。FW鈴木孝司。

左SBに入った田上は今季初スタメン。去年はゴリゴリの主力だったよな。サイドバックとして迫力あるインナーラップに期待。

ヴァンフォーレ甲府は、可変型の3バックがすっかり板についてきた様子。3バック中央の8番・新井涼平が前に出たり最終ラインに入ったりして、さらに両ワイドの高さを変えて、状況に応じて3バック、4バック、5バックを使い分けられる。

だけどこの試合、新井はずっと最終ラインの真ん中に居座っていた。ここの位置移動は甲府の面白いところなので、ちょっと残念ではある。

試合展開は立ち上がりから上位対決にふさわしい空気。緊張感ある。

攻めるアルビ、守る甲府というのが基本的な図式だけど、甲府は防戦一方ではなく、攻めもデザインされている。

甲府は両ワイドの位置取りがカギ。高い位置を取れれば、1トップ2シャドーと合わせて5枚で攻められるから相当な圧力をかけられる。

そのためにはある程度前線で時間を作って、全体に押し上げないといけない。だけどアルビ守備陣が、簡単にそうはさせない。

甲府のセンターFWウィリアン・リラに自由を与えない。キープさせない。これにより、甲府はうまく時間を作れない。

一方アルビも、甲府陣内に攻め込んでいけない。中央もサイドもきっちりと、高い集中力も持って抑えられている。本間至恩、三戸舜介のドリブルが突破口になり得る雰囲気はあったけど、前半はひとまず甲府が粘り勝ち。

ジリジリとした展開、にらみ合い。しびれる前半は0-0で終了。

ガマンしたから、美味しい

後半も、内容自体は変わらず。新潟も甲府も我慢しながらチャンスの芽を探る。

両監督、交代カードを次々と切るものの、大胆なシフトチェンジはしない。ピッチ内のバランスを注意深く見ながら、少しずつ舵を切っていく。

左サイドバックで先発し途中から右SBに回ってフル出場した田上。この日の田上、良かったと思う。ロングスローが相手に一定の脅威を与えていたし、他のセットプレーでももちろん戦力増強(キッカーとしても高さとしても)。流れの中で、ペナルティエリア内への直線的なランニングを行い、トラップさえ決まっていれば、という惜しい場面もあった。そうそう、この直線的なランニングが、持ち味なんだよなあ。

集中して守ってた甲府だけど、これ90分持続させるのは、かなり難しいはず。

それからアルビの攻撃もだんだん多彩になってくる。ちょっとずつ、甲府の守備網に綻びが出てくる。ボランチ脇とか。

アルビは丹念にそこをついていく。ふさがってたら戻す。空いてなかったら逆に振る。そういうことを、じれずにやっていく。アルビの攻めは、「継続」というのがキーワードになってる。

で、惜しいシュートの場面が増えてくる。甲府は5枚+2枚くらいが自陣に張り付かされるような状態が続く。これはアルビにとっていい状態。攻撃を続けられる。

アルビは谷口、ロメロ・フランク、福田、星といった攻撃陣を次々投入。

そして終了間際、じれずにやってきたことが実を結んだ。

千葉から島田への縦パスのタイミング、パススピード最高。受けた島田は前を向き、タイミングをはかって甲府GKとDFの間、イヤ〜な所にふわりとしたパス。それに反応した谷口。身体を張ってつぶれ、ボールを後ろに落とす。ここに走り込んだロメロ・フランク。渾身の左足インステップシュート。決まった。

この試合はガマン比べだった。アルビはじれずに丁寧に組み立て、守備ではカウンターへのリスクマネジメントを怠らなかった。そのガマンを90分通して続けたご褒美が、この決勝点だ。

我慢すればするほど、果実は美味しかった。最高。

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  1. しなのがわ より:

    いつも楽しく読ませて頂いてます!
    堀米悠斗と代わったのは藤原ですよー!

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