キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2021-37:vs磐田 0-1

2021年11月04日(木)

PV 20

第37節「野生を足す」

首位・磐田とのホームゲーム。この敗戦で、今季の昇格の可能性はなくなりました。磐田の完成度は高かったですね〜。皆がハードワークしてる上に、ピッチ上での共通理解もとても多いように見えました。

試合の背景

  • ビッグスワン。文化の日、祝日14:00キックオフ。晴れ。
  • 新潟は6位、磐田は勝点77の首位

試合ダイジェスト

【前半】
両者ていねいにボールを繋ぎながら、相手のスキを探っていく。新潟にリズムのいい時間帯がけっこうありつつも、磐田のほうがひとつひとつの攻撃が鋭い感じ。ただゴール前での見せ場はそれほど多くなく、0-0で折り返し。

【後半】
後半立ち上がりは新潟が押し込むが、磐田にも余裕がある。遠藤保仁のクオリティとルキアンのパワーで磐田が先制弾。その後、新潟は前に出たいが磐田がゲームをコントロールし、テンションを上げきれない。そのまま0-1で試合終了。

磐田の完成度が高い

首位を走りJ1復帰をほぼ手中にしているジュビロ磐田。鈴木政一監督が検査入院しており、服部年宏コーチが監督代行を務める。懐かしい顔。安定感があり気が利いて対人に強いプレースタイルを思い出す。

磐田には、なんといっても遠藤保仁がいる。ゲームを通して彼を見ているだけでも価値がある。考えて出すショートパス。ボールのもらい方。首の動かし方。リズムの作り方。ゲームのコントロール。

ビッグスワンには12,000人入った。改めていいスタジアムだよなぁ。J1のゲームをやるべきスタジアムなんだよなぁ。

今日のゲームを今季の集大成としてほしいアルビのスタメンは以下の通り。

GK阿部航斗。DF長谷川巧、千葉和彦、舞行龍ジェームズ、田上大地。MF福田晃斗、島田譲、三戸舜介、高木善朗、小見洋太。FW鈴木孝司。

前節岡山戦で後半スタートから入り、活きが良かった長谷川と小見が先発。逆に二試合連続ゴール中の谷口がベンチというのはちょっと解せない気もする。高木はずっと出続けているけどコンディション大丈夫なのだろうか…?

アルビはもちろんボールを保持するが、磐田もボールポゼッション志向。ジュビロ磐田は昔からそういうチーム。伝統がある。

試合は両チームボールをていねいに、優しく扱うから、なんだか知的な雰囲気の展開になった。

アルビはワンタッチ、ツータッチでボールを回しながら相手を動かし状況をみてスピードをあげたり急所にボールを入れたりする。

これがいいリズムでできていた時間も多かった。ただ、華麗なパスワークを披露する場所が、ちょっと磐田ゴールから遠かった。

磐田はそんなに前からガツガツ来るわけでもなく、それでも真ん中くらいに強固なブロックを作り、3-6-1でしっかり構えた。ルキアン、山田大記、大津祐樹の前3枚はディフェンスでもかなり汗をかくし、当たりの強度も高い。それでいてカウンターで前に出ていくパワーもある。「中盤で奪って鋭いショートカウンター」この形は、チームとしてイメージが共有されているっぽい。

アルビのパスワークのリズムはいいんだけど、磐田の牙城は揺れない、ブレない。そして攻撃に転じた時の磐田は獰猛で強烈。そんな感じ。

磐田がボール保持し遅攻の時は、遠藤保仁が中盤の底からタクトを振るう。遠藤をとばして急いで攻撃することもできそうなもんだが、磐田は誰もそうしない。誰もが遠藤を見て、信頼していったんボールを預ける。遠藤は必要に応じてシンプルなリターン、サイドチェンジ、バックパス、タテに付けるパスなどいろんなパターンを使い分けて、空間と速さをコントロールする。

それからさっきも言ったように前の3枚と両ワイド、全員ハードワーカーだし前へ出ていくスピードと迫力がある。速攻も強力。遅攻でもイケる。みんながチームの攻め方をよーく分かってる気がする。

今のジュビロ磐田は、スピードを上げたり、落としたり、押したり引いたり、相手を動かしたり、というのが、けっこう自在にできるんじゃないか。相手と状況と流れをみながらサッカーができてるんじゃないか。

悪くはない

というわけでジュビロ磐田は強かった。シーズン終盤でこの完成度、この強さ。ダレてない、チームとしてまとまってる。昇格に値するチームだと思った。

先制ゴールの遠藤のクロスとルキアンのヘッドには、感嘆してしまった。あのクロスの強さとスピードと球筋と回転と。ルキアンの体幹と背筋と首の強さにも。

アルビはここのところ、途中投入の選手ががんばる傾向があって、今日は大本祐槻ががんばってた。停滞した流れ、空気を選手交代で変える、というパターン。

直線的な、大本の右サイドでの仕掛け。そしてシンプルなクロス。これはアルビの志向するサッカーには合わないのかもしれないけど、こういう強引さが今のアルビに必要な気が。

大本のクロスから、これまた途中投入の谷口海斗のヘッド、というのがあったが、これが後半のアルビの見せ場だった。

アルビのサッカーは悪くはない。パスワークはすばらしくて、ボールをずっと持っていられんじゃないか、とすら思う。負けてる終盤にパワープレーをしないのも、頑固さの、スタイルの貫きの顕れで、好感が持てる。

チームとして約束事やスタイルが統一されているからこそ、前へガッと行くときの「野生」みたいなものは出しづらくなる。

だけどアルベルト監督が築いたこのスタイルを続けて、この上に野性味や迫力を足していく、という方向性が、いい。イチファンとして、そういう進化を期待していきたい。

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