キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2021-41:vs琉球 1-1

2021年11月29日(月)

PV 23

第41節「確かめるように」

今季J2の前半戦を牽引した2チームの対決。さすが、どちらもスタイルのある良いサッカーをしました。両チームボールを保持したい中で、アルビの方が完成度が高い感じがあったのは嬉しかった。残り少ない時間を、丁寧に味わうようにプレーしていた気がします。

試合の背景

  • 琉球ホーム、タピック県総ひやごんスタジアム。
  • 日曜13:00キックオフ。晴れ。

試合ダイジェスト

【前半】
両チーム、丁寧にボールを繋ぐサッカーをしたい。その前提として、前線から相手DFに対して厳し目にプレスにいく。ボール保持率は新潟が上回り、やや新潟ペースで推移。が、35分、左サイドを崩した琉球が先制に成功。0-1で折り返し。

【後半】
立ち上がり直後、新潟が同点ゴール。後半スタートから入った藤原が右サイドを突破、丁寧なグラウンダーの折返しを鈴木が合わせた。その後もダレることなく、両チームが持ち味を発揮しながら見ごたえのある試合展開。1-1、勝点1を分け合った。

スタイルを

新潟はいつ雪が降ってもおかしくない空模様だけど、画面越しの沖縄はさすがにそんな気配はなさそう。琉球ホーム・タピック県総ひやごんスタジアム。愉快な響きの名将。いつか行ってみたいなあ。

沖縄に乗り込んだアルビのスタメン。

GK阿部航斗。DF長谷川巧、千葉和彦、舞行龍ジェームズ、堀米悠斗。MF高宇洋、島田譲、谷口海斗、高木善朗、三戸舜介。FW鈴木孝司。

谷口が右、三戸が左ってのが今までと趣向を変えてる。センターバックの左右も今季途中で入れ替えたけど、こういうところの意図はなんだか興味ある。

あと、鈴木孝司は元琉球のエース。凱旋である。

琉球は地元出身の喜名哲裕監督が指揮を執る。地元の人が監督ってのは、盛り上がるだろうな。すごく一体感が生まれると思う。特に沖縄みたいな土地柄のところはなおさら。

いつか新潟も。ってちょっと思う。

試合。消化試合感はぜんぜんなくて、どちらも本気で勝点3をとりにいってた。

モチベーションの置きどころは「自分たちのスタイルを出す」「このサッカーの強さを証明する」というところにあったような気がする。

アルビレックス新潟もFC琉球も、紛れもなく今季のJ2の主役を張ってた。特に前半戦の無双ぶりはすごかった。このままこの2チームがJ1に… という空気感もあった。

それだけに自分たちのスタイルにはプライドがあるはず。シーズン後半息切れしてしまったけど、この自分たちのサッカーは、否定されるものではない、勝ち続けられるサッカーなんだ、ということを証明するぞ。そういう気概を読み取った(勝手に)。

ルールと個人の裁量のバランス

アルビも琉球も、どっちもボールを持ちたい。ボールを保持し、動かして、相手の陣形を動かして攻めたい。そういう考え方で今日も入ってきた。

その上で、数字上の保持率も、ポゼッションの質も、アルビが上回ってた。アルボのほうが気持ちよく、狙い通りにボールを動かせていた。

アルビのポゼッションの特長は、「無理しない」こと。

前が詰まってる、とか、引っ掛けられそう、というような、可能性が減じられそうな時は、ほぼ確実にやり直す。バックパスもそうだし、一見ムダなような横パスの交換で時間を作ったりもする。

相手は強度高くガッと奪いに来たいんだけど、この辺の勢いの逸らし方がアルビは巧妙。詰まってたらいったん下げて、相手を引き出しといて空いたところを突き直す、ということをやる。なので相手のプレスの勢いが出づらい。

あとアルビのボール回しにはいろんな決め事がありつつも、ボールと味方と相手の状況に応じて選手が判断して柔軟に立ち位置を決める。ボランチのビルドアップの関わり方も、ワンパターンではない。最近は以前のように、むやみにDFラインに落ちなくなった。相手の2トップの間に立って牽制し、センターバックに行かせないようにしたりもする。

つくづく、ポゼッションはチームでやるものだな、と思う。誰かひとりではなく、全員で決め事を守りながらも個々が考えて動き、立つ。ルールと個人の裁量のバランスがちょうどいいときに、ボールはよく回る。なんか会社組織にも似てる。だとするとアルベルト監督はやはりすばらしいマネージャーだ。

この日は前後半で右サイドバックが変わった(長谷川巧→藤原奏哉)。どちらも運動量があって質の高いサイドバックだけどタイプが違う。この二人の違いで、今日の同点ゴールは生まれた。最初から藤原で行ってたら、あのゴールは入っていたか。どうか。

長谷川の外回りのオーバーラップ、仕掛けや球出しのタイミングやクセ、そういうのに相手が馴らされていたからこそ、藤原投入後に右サイドが撹乱できたのかもしれない。

右サイドには早川も田上もいて、全員タイプが違う。左サイドバックだってそうだ。このあたりの選手の育成、特長の伸ばし方、そしてそれをチームの力にする、そういう手腕がアルベルト監督はやっぱりすごくて、残してくれたものがアルビの財産になった。

琉球もそうだけど、このゲームは、自分たちのスタイルを確かめるように、丁寧にプレーしていたように見えた。そしてそれは観てる我々にも伝わった。うん。このサッカーはやっぱりいいぞ。楽しいぞ。と間違えなく思えるのだった。

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