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アルビ日記

2022-12:vs岩手 2-0

2022年04月28日(木)

PV 133

第12節「主役は3人」

伊藤涼太郎、松田詠太郎、三戸舜介、この3人がヒーローになった、今後につながる勝ちでしたね〜
秋田豊監督率いる岩手の守備も、集中しまくってて見応えありました

試合の背景

  • ビッグスワン
  • 水曜19:00キックオフ。晴れ
  • 新潟はじわじわと調子を上げて4位、岩手は4連敗中の20位

試合ダイジェスト

【前半】
新潟のボール支配に対し岩手は集中した守備で対抗。いい形でボールを奪い、カウンターで新潟ゴールをおびかやす場面も何度か。だが一瞬の隙を突き新潟が先制。伊藤のスルーパスに走り込んだ松田が合わせた。1-0で折り返し。

【後半】
一点ビハインドの岩手は引き続き守備の集中を切らさず、選手交代で反撃の糸口を探る。が、新潟が地力を発揮し、リスクマネジメントしながら追加点を狙う。終盤、岩手が前掛かりになり後ろが手薄になったところで新潟の追加点。三戸がハーフウェーラインから持ち上がり、そのままきれいなミドルシュートを突き刺した。2-0でアルビが完勝。

非保持の集中と保持の集中

ゴールデンウィーク前の水曜夜開催。新潟は昼ころに雨が上がり、好天に恵まれた。

5連戦の二試合目となるアルビのスタメン。前節から6枚変更。

GK小島享介。DF藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、田上大地、渡邊泰基。MF高宇洋、島田譲、松田詠太郎、伊藤涼太郎、本間至恩。FWアレクサンドレ・ゲデス。

ゲデスが待望の初先発だ。楽しみ。

相手はJ3からの昇格組・岩手グルージャ盛岡。監督は秋田豊監督。我々世代のサッカーファンならみんな大好きな、あのレジェンドである。

2002日韓ワールドカップで、中山雅史とともに「枠った」のが懐かしい。もう20年前かよ。

秋田監督のサッカー、どんな感じなんだろな。

と思って観てた。秋田監督らしい、守備の強度が高いチーム。全員がほんとにファイトしてる。そしてめちゃくちゃ集中してる。すごい。

5枚気味のDFラインに、中盤4枚、FW1枚。岩手からするとボールを持ってない時間がほとんどで、中盤から前は明らかに枚数が足りてないわけなんだけど、集中力とパワーで、アルビのいい形での前進を阻止していた。

DFラインから中盤へ渡すパス、中盤からDFラインへ戻すパス、降りてきたゲデスや伊藤に預けるパス。集中力を高めてボールの狩りどころを捕らえ、アルビのパスを引っ掛けて一気にカウンター、という場面が多かった前半。岩手はすばらしかった。ゴール前でのクオリティがもう少し高かったら危なかった。

逆にアルビの前半は、少し引っかかるパスが多めだった。ただ、アルビのパスワークは元々質が高い。ハーフタイムで引っかかりが修正されていた。ボール保持の集中力が戻った。

伊藤に松田に三戸

今日の主役は、若い3人。伊藤涼太郎に松田詠太郎に三戸舜介。

高木に替わってトップ下に入った伊藤は、独特のリズムでボールを触るテクニシャン。高木と違うところは、球離れの早さかも。高木よりボールを離すのがやや早い。ワンタッチも多用する。

なのでゴール前のテンポが少し速まる。味方がこのリズムに合ってくると、シンプルなワンツーとか、ワンタッチ・ツータッチの組み合わせだけで密集地帯を崩していける可能性がある。本間至恩とのタイミングも合ってきてる。

今日はシュート数も一番多かったんじゃなかろうか。気合入ってた。

先制ゴールは、この伊藤のスルーパスを受けた松田詠太郎が決めた。

岩手のセンターバックが、ちょっと下がったゲデスと左側に攻め残っていた田上に気をとられていて、松田は右サイドからその背後に侵入した。スルーパスを受けてゴールに流し込む技術は見事。

右サイドで、こういう受け方ができる松田は貴重な存在。相手の視野から消えながら、ナナメにすっと入ってくる。DFがつかまえづらいやつ。ちょっと前、岡崎慎司が右サイドで使われてた時こういう動きが得意だった。

右サイドにおける松田はイッペイ・シノズカとも、去年までいたロメロ・フランクとも、ドリブラー三戸とも違う色が出せる。

そして終了間際にゴラッソを見せた、途中出場の三戸舜介。右サイドでの切れのあるドリブルが魅力。右足で持ちながら、中を向いて左足アウトサイドで触ったりもする。あれ練習してるのだろうか。右ウィングとしてプレーするなら、左足のインサイドだけでなくアウトサイドも使えると、プレー幅はぐっと拡がる。

ハーフウェーライン付近から一気に持ち上がり、高木、本間らが左右に散ってパスを欲しがる中で、最後まで自分で決めきった。あのパンチ力、すてき。

これまでもいい仕事をしていたもののMVPではなかった3人が、一気に主役の活躍をしたという意味で、とても価値のあるホームゲームになった。

最後に、初先発のアレクサンドレ・ゲデス。コンディションまだまだ、といったところか。でもいい時はほんとにボールが収まりまくるんだろうな、前で起点になってくれるんだろうな、という佇まい。きっとアルビのサッカーに合うプレースタイルだと思う。

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