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アルビ日記

2022-14:vs金沢 1-0

2022年05月05日(木)

PV 197

第14節「よきライバル」

柳下監督率いるツエーゲン金沢は、切磋琢磨し合ってきた良きライバル。GWどまんなかのホームゲームに、いい試合、いい勝ち方ができました。前半は新潟、後半はどちらかというと金沢のゲーム。勝負は紙一重、だけどディテールの差が勝点差に直結するのですな。

試合の背景

  • 5/4 水曜祝日14:00キックオフ。晴れ
  • ビッグスワン
  • 新潟は3位、金沢は12位

試合ダイジェスト

【前半】
全体的新潟が気持ちよく試合をすすめる。金沢は4-4-2のバランスを崩さないが引いて構える形にならざるをえない。30分、新潟が先制。いい位置で細かいステップから前を向いた伊藤涼太郎が、イッペイのポストプレーを使いペナに侵入、こぼれ球に反応した谷口から戻ってきたボールを右足でゴールに流し込んだ。1-0で前半終了。

【後半】
金沢が見違える。積極的な選手交代も交えながら、新潟のお株を奪うような細かいパスワークでリズムを掴む。新潟はやや気圧され気味だが自分たちのボール保持スタイルは崩さない。終盤、勢いそのままに金沢がボール支配。新潟はサイドハーフも自陣に撤退し、守備ブロックを敷く。新潟が守りきって1-0のまま試合終了。

厳しけどあったかい体育の先生

アルビファンはみんな大好き、柳下正明監督。ゴールデンウィークに、ビッグスワンに帰ってきた。

すごく厳しいんだけど、ほんとは愛に溢れる、中学の体育の先生みたいな人。ツエーゲン金沢も若い選手が多いけど、突っ張りながらもちゃんとついていってるんだろうな。卒業したらすっかり丸くなった元生徒が「先生〜」ってお礼にくるような、ヤンツーさんはずっとそんなイメージ。

アルビはスタメン5枚変更。いろんな選手、いろんな組み合わせが見れて良い。20人くらいのチームとしてセットになってる感じで良い。

GK小島享介。DF藤原奏哉、田上大地、千葉和彦、堀米悠斗。MF島田譲、秋山裕紀、三戸舜介、伊藤涼太郎、イッペイ・シノズカ。FW谷口海斗。

秋山が今日も先発。
そして本間至恩がまたもベンチ外…ケガなのか?

伊藤涼太郎の先制ゴール。アルビのパスサッカーだったら最後こうやって崩すと気持ちいいよね、という類の得点。

バイタルエリアで伊藤が後ろ向きでボールを受ける。細かいタッチでボールを触って中央方向に旋回しながら自然に前を向く。アウトサイドでイッペイにはたく。イッペイが倒れ込みながらポストプレー。リターンを受けた伊藤がペナルティエリアに侵入。ここまでの流れがスムースかつ繊細で心地いい。

そこから一度は金沢DFに触られるも、谷口がまた拾って、そのまま入ってきた伊藤にラストパス。これを伊藤が丁寧に流し込む。

伊藤の侵入イメージとその意図をイッペイと谷口が理解して、潰れながら道を作る。うーん素敵なゴールだ。

金沢の後半

前半アルビにボールを持たれ、かつきれいに中央を崩されたツエーゲン金沢。ハーフタイムのテコ入れが効いたのか、後半大きく変貌した。

アルビのお株を奪うようなショートパスの連続。ボール保持のリズムを作り出す。守備も後ろで構えるだけでなく、ボールへのアプローチがより強力になった。

ボールを持ち、自分たちでリズムを作り、アルビにボールを持たせない。持たれたらグループで狩りにいき奪い返す。リアクションではなく、アクション。

金沢の後半の戦い方は、これまでJ2でアルビに対してあまり見られなかったやり方。

1点リードしていたこともあるが、アルビは少し慎重になる。そして終盤はサイドハーフの三戸と松田も引いて、やや自陣に撤退気味になった。今シーズン、あまりこういうシーンは見られなかったんだけど。

金沢の後半の戦い方は、対アルビとしてハイプレス以外の新たな解決策を提示していた気がする。

それでもまあ、アルビは凌ぎきった。1-0勝利。よかった。

終盤前線に投入されたゲデスと高木は後方からの援護も受けづらく孤立気味。けれどボールを追っかけ回す仕事、少しでも金沢の前進にフィルターをかける仕事をがんばってやっていた。

柳下監督の金沢は、良きライバルとして、いつもアルビと好ゲームを繰り広げてくれる。

これからも共に、北陸のサッカーを盛り上げていきたい。そして願わくばいつかJ1の舞台で相まみえたい。

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