キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2022-15:vs東京V 4-3

2022年05月09日(月)

PV 98

第15節「ヒーロー」

ゴールデンウィーク最終日、とんでもなくスペクタクルな試合を観せてもらいました。試合を決めたのは「持ってる男」矢村健。昨年栃木戦のオーバーヘッドもまだ記憶に新しいけど、それを塗り替えるほどのインパクトが今日はあったなぁ

試合の背景

  • 5/8 日曜(GW最終日)14:00キックオフ。晴れ
  • ビッグスワン
  • 新潟は2位、東京Vは6位

試合ダイジェスト

【前半】
新潟の11人が躍動。27分高木の先制ゴールを皮切りに、30分に松田が左足で2点目。35分には舞行龍がヘディングで3点目を奪取。松田は前半だけで1ゴール2アシストの大活躍。3-0で前半終了。

【後半】
3点ビハインドの東京Vは、後半アタマから4枚替え。これが功を奏したのか50分、右から左WGにまわった新井が追撃弾を決め、流れが変わる。バスケス・バイロンが2ゴールを上げ、3-3の同点に。東京Vに勢いがあり、新潟は押され気味だったが88分、2分前に投入された矢村の左足ミドルシュートが炸裂し、4-3の勝ち越し、劇的な幕切れ。

躍動の前半

ゴールデンウィーク5連戦の最終戦。3勝1分で迎えた五月晴れのビッグスワン。勝てば首位浮上の可能性もある。さぁ舞台は整ってる。GWを気持ちよく終えよう。

スタメンは、前節から3枚変更(舞行龍、松田、高木がIN)。

GK小島享介。DF藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、田上大地、堀米悠斗。MF島田譲、秋山裕紀、松田詠太郎、高木善朗、三戸舜介。FW谷口海斗。

ターンオーバーがいい形でちゃんとまわりだしてる感じ。新しい時代のプロサッカーは、20人くらいのセットで考えるのがよい。

今日の相手・東京ヴェルディ。昨シーズンはビッグスワンで甘美な思い出(7-0)がある。

今の東京Vは去年とはまた陣容も様変わりしてる。かなり若いチーム。年齢もそうだけど、なんというか、プレースタイルも。堀孝史監督は個性重視型?なのか、若い面々を型に嵌めずにある程度自由にさせているような雰囲気。アドリブを効かせ好きなように動き、特にバイタルエリアでアイデアを発揮する。

どっちもボールを我が物にしたい両チーム。立ち上がりこそ東京Vに勢いがあったが、高木の先制ゴールでそれをぐいっと奪い取った。右CBの舞行龍から右SBの藤原に刺さる、鋭い縦パス。この二人の間にこの縦パスが成立することがもう、攻撃の入り口としては最高。藤原が中寄りのいいポジションを取れている。だからワイドの松田が空く。で、その松田にパスが出る。松田が仕掛け、低い弾道のクロスを入れる。中央で高木が収め、反転して左足シュートを突き刺す。きれいで気持ちいい崩し。

そこからはアルビが一方的に押し込む。松田の2点目は切り返しから左足シュートまでが稲妻の速さ。3点目、舞行龍のヘッドをアシストしたクロスも含めて、今日の松田は身体とアタマのキレが尋常でなかった。さらに左に入った三戸舜介もキュイキュイのクイックネスを発揮しまくってて躍動感がびんびん。ボランチの秋山は3戦連続出場でリズムを掴み、どんどん良さを出してきてる。なんかピッチがキラキラしてたぞ。

東京Vは、攻撃の型を持っている分、守備の強度が他チームより強くないように見えた(少なくとも今日は)。ボールへのプレス強度、密集度がやや薄い。個人は球際で頑張るんだけど、チームで狩りに行ってないから剥がされる。さらにアンカー脇は構造上空きやすいところで、そこをアルビはうまく使えていた。前半は高木や谷口だけでなくSBの藤原もけっこう自由に出入りしていた。

悪夢の後半とヒーローの誕生

後半、東京Vは4枚替え。左WGに入った新井瑞希(前半は右WG)が、開始早々ゴールを決める。これでピッチはなんだか不穏な空気に。東京Vの追い上げムードが高まる。アルビはジリジリと後退。

左の新井と、右のバスケス・バイロン(後半投入)が、両ワイドからガンガン仕掛けだす。それを嫌ってアルビはサイドのケアを少し手厚くする。徐々に中盤が空き出す。

東京Vは変則型のフォーメーションをとっていた。ニセCB・馬場の振る舞いが面白い。守備時はDFラインに入って人につくが、攻撃時は前に出ていく。後ろはCBのンドカ・ボニフェイスと両SB(深澤・谷口)の3枚にし、馬場の矢印はあくまで前方向。しかもボランチの場所にとどまってるわけでもなく、チャンスがあれば推進力をもってバイタルエリアに入ってくる。ここを掴まえるのが難しかった。東京Vの3点目は、馬場→バスケス・バイロンのラインで決められた。

後半はアルビにとっては悪夢。2点目をとられてからは、東京Vの勢いを止めるのは難しかった。(でも流れを変える役割を期待されて投入された高宇洋はがんばっていた)

「危ない危ない、うわーもう勘弁してくれー」とずっとヒヤヒヤしながら時間が流れた後半。もうすぐで終われる、今日のところはドローで上々、OK。と思ってた終盤にヒーローが誕生する。

矢村健。持ってる男。

2分前に投入された小柄なFWが、やってのけた。気持ちを乗せた、ドラマチックな左足。劣勢の最終盤、いい位置でボールを受け、前を向き、思い切り振り抜く。この場面を作り、それを決められる男っぷり。格好よかったなぁ。

そしてあそこで矢村に仕事をさせた松橋監督。さすが。選手をよーく見てる。

矢村のおかげで後半の悪夢を忘れ、最高の形で今年のゴールデンウィークを終えられた。

お、横浜FCが負けてる。ついにアルビはJ2首位に躍り出た。でもまだまだ。まだ旅路は長い。

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