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アルビ日記

2022-34:vs大分 0-1

2022年09月05日(月)

PV 125

第34節「佳境へ」

プレーオフを狙う大分、気合い入りまくってましたね。まさに一丸。アルビ、後半はCBも高い位置をとれてチャンスも作れたんだけど、決めきれませんでした。こういう日もある。切り替え大事ですね

試合の背景

  • 9/3 土曜18:00キックオフ
  • @ビッグスワン
  • 新潟2位、大分はプレーオフ圏内をうかがう7位

アルビレックス新潟・スタメン

GK小島享介。DF藤原奏哉、トーマス・デン、千葉和彦、堀米悠斗。MF高宇洋、島田譲、シマブク・カズヨシ、高木善朗、伊藤涼太郎。FW谷口海斗。

【途中出場】秋山裕紀、松田詠太郎、小見洋太、矢村健、田上大地

試合ダイジェスト

【前半】
ハイプレスからリズムを掴んだ大分が先制。左サイド増山のクロスをファーに走り込んできた中川寛斗が頭で合わせた。その後は新潟がボールを握るも大分の守備強度は高く、ボールを奪われカウンターを見舞われる場面も。0-1で前半終了。

【後半】
一点を追う新潟は丁寧にパスを繋ぎ、強固な守備ブロックを築く大分の綻びを突きに行く。前半に比べ相手陣内に押し込み、サイドからチャンスを作るがことごとく跳ね返される。1点が遠く、0-1で試合終了。

不穏な空気

雨なんだよなー。

秋の新潟はやっぱり雨が多い。いや冬もだけど。ホームゲームがある日は、日本海側の天気よ、もう少しがんばってくれ。アルビのサッカーは雨とあまり相性が良くない。

迎えた大分トリニータは、プレーオフ圏内を狙う7位につけている。絶対気合入ってる。

気合充分の面々は、下平隆宏監督を筆頭に、手練れ揃い。梅崎司、中川寛斗、三竿雄斗に坂圭祐、下田北斗そして復帰した金崎夢生。J1で活躍した、名前もプレースタイルもよく知ってるお歴々。

こりゃ手強いぞ。

その大分が序盤から猛烈にハイプレスをかけてきた。迫力満点。それに気圧される形、でもないだろうけど、序盤に「あの」信頼と実績のトーマス・デンが中川にボールをかっさらわれ、無人のゴールにロングシュートを打たれるという危険なシーンもあった(わずかに左に逸れ事なきを得た)。不穏な空気。

そして19分、不穏なムードのまま先制を許す。左サイドから、神戸から来た増山朝陽にクロスをあげられ、長身FWサムエルの後ろから走り込んできた中川寛斗にヘディングシュートを決められた。フリーだった。いや、あのクロスのタイミングであそこに入ってくる選手を掴まえるのは難しい。でも完全にフリーだったんだよな。ニアのサムエル周辺とファーサイドに人はけっこういたんだけど、その間に入ってきた中川には身体をぶつける選手もいなかった。中盤からついてこれなかった、という見方もできる。

割り切り

先制してからの大分は、ある種の「割り切り」が見てとれた。本来は、自分たちでボールを保持したい大分。そういうタイプの選手も揃ってる。でもある程度引いて3-4-3のコンパクトな守備ブロックを形成した。

アルビの気持ち良い前進を妨げる前の3枚。ボランチとサイドの運動量。高められた集中力。球際。いつもながらアルビと対峙する相手の守備には感心させられる。

本来ボール保持型のチームが、状況に応じて割り切りを見せ、違う戦い方(ボール非保持型)をする。それが高い水準で行える、というのは大谷翔平じゃないけどある意味「二刀流」。チームの完成度が高い証拠だと思う。

それから、アルビに対するリスペクトとしても捉えられる。愚直に自分らのサッカーを貫くアルビもかっこよくて、相手に曲げさせた、ということが、なんだか嬉しい。

「割り切り」も「貫き」も、サッカーの面白さ、美しさを表している。

後半のアルビはいつもの調子を取り戻し、いつも以上に相手陣内に押し込めていた。デンと千葉がボールに触る位置がハーフウェーラインを越えていることも多く、これが一つのバロメーター。

両ワイドの選手交代で、小見と松田が突破する場面も何度かあった。狙った形でチャンスは作れていた。最後決める、決めないは、まあ、水もの、ということにしておきたい。

J2順位(34節終了時)
1位:横浜FC 勝点67
2位:新潟 勝点65
3位:岡山 勝点60

岡山が3連勝で上がってきたぞ。物語はいよいよ佳境へ。ゾクゾク。

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書き手は私

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