キタックCGソリューションセンター

アルビ日記

2022-36:vs甲府 2-1

2022年09月16日(金)

PV 47

第36節「甲府の大作戦、でも勝つ」

甲府のフォーメーション大作戦がハマり、前半は珍しく支配率で劣る展開に。それでも後半の立て直し、好機をきっちり決めるクオリティ。うん、これは首位に値するチームですね。

試合の背景

  • 9/14 水曜19:30キックオフ
  • @JIT リサイクルリンクスタジアム
  • 新潟首位、甲府は14位

アルビレックス新潟・スタメン

GK小島享介。DF藤原奏哉、早川史哉、千葉和彦、渡邊泰基。MF島田譲、秋山裕紀、松田詠太郎、伊藤涼太郎、小見洋太。FWアレクサンドレ・ゲデス。

【途中出場】高木善朗、三戸舜介、谷口海斗、堀米悠斗、高宇洋

試合ダイジェスト

【前半】
3バックが代名詞の甲府は4-3-3で入る。これが功を奏し、新潟に対しボール支配で勝る。だが先制点は新潟。18分、高い位置でボールを奪いショートパスで左サイドを攻略、ペナに侵入した小見が角度のないところから左足で流し込んだ。1-0で折り返し。

【後半】
新潟が立て直し、パスワークにリズムが生まれる。64分、ボール奪取からショートカウンター。猛然とゴール方向にスプリントする三戸に高木が丁寧なスルーパス、三戸がネットを揺らし2点目。その後は甲府の猛攻。82分にリラが決め1点返すが反撃ここまで。2-1で新潟勝利。

甲府の大作戦

ヴァンフォーレ甲府・吉田達磨監督は、古巣のアルビに対して秘策をもって挑んできた。

3バックが代名詞の甲府が、フォーメーション変更。4バック、アンカーとインサイドハーフ、高い位置に両ウィングを置く4-3-3のシステムをぶつけてきたのだ。

この配置は、ダブルボランチの4-2-3-1が基本のアルビに対して1枚ずつぴったりと「かみ合う」フォーメーションになっている。

例えばアルビのサイドバック(藤原と渡邊)には甲府のウィングが、アルビのウィング(松田と小見)には甲府のサイドバックが。

アルビのダブルボランチ(島田と秋山)には甲府のインサイドハーフが、アルビのトップ下(伊藤)には甲府のアンカーが。

そんなふうに、ピッチ各所でわかりやすく1対1の構図ができる。そして、中盤の構成は三角形のアルビより逆三角形の甲府のほうが、自然にやや高い位置どりができる。

そう、理論上はこうなる。だが実際にピッチで起っていたことはもう少し入り組んでいた。

甲府のボール非保持のときが特徴的。アルビがDFラインでボールを回す時、甲府のインサイドハーフ(石川俊輝と荒木翔)がかなり高い位置をとっており、アルビのセンターバックにプレスをかけていた。CFの三平和司がアルビのボランチをケアしつつこれに加わり、甲府はCFとインサイドハーフの3枚でアルビのDFラインを牽制。

これはかなり大胆なプレッシング戦略だ。大前提となるのは運動量、それから守備の連動、強度が求められる。通されたときのプレスバックも大事。アルビのサイドバックも甲府のウィングが抑えており、甲府は高い位置で5レーンを抑える形に。前半のアルビはここを抜けるのに苦労し、リズムを掴めないでいた。

リズムを掴めないアルビに対し、手応えを感じる甲府。このメンタル的な差もピッチに影響し、甲府のボール保持もかなりポジティブなものになった。守備のタスクは大変だけど明確なため、ボールを失ったときの移行もスムース。だから攻撃も勇気をもって大胆に行ける。

勇気ある「甲府の大作戦」は功を奏し、前半はアルビに対しボール支配率で上回る結果に。今季こんな状況はほとんどなかったので、面食らった。

でも勝つ

前半は甲府が握ったが、1-0リードで折り返したのはアルビ。小見洋太のゴールは、高い位置でボールを奪い、ショートパスで打開しペナに侵入、最後決め切る、という「質」が凝縮されたもの。

内容が良くなくてもリードを奪い、そして後半に内容も立て直し、追加点を奪う、というのはある意味理想的な展開。

三戸舜介の2点目も良かった。谷口から高木に横パスが入った時点での爆発的なスプリント、相手DFを置き去りにして、ピタリと来たスルーパスを受け冷静に流し込んだ。

大きなケガから復帰して2試合目で、決勝ゴールという結果を出す。もってるし、チームに勢いをもたらす。

2-0としたあとは甲府の反撃が素晴らしく、フォーメーション変更し3バックに戻しつつ、ウィリアン・リラなどを前線に投入、圧力を増してきた。

今日のアルビは千葉&早川のCBコンビ。他のメンバーに比べ、少し高さで劣る二人なのだが、終盤、甲府のパワーに負けず、よく跳ね返していた。

守備陣がこうして耐え忍ぶ、前線は相手のパスを追って走らされる、こういう展開も今季はなかなか見る機会がなかったのだけど、今日の試合は甲府が良くて、アルビとしては珍しい流れの時間帯が多かったな。

でも勝つ。こういう展開でも勝つ。ゴールを決めるクオリティ。決めさせないクオリティ。GK小島亨介のビッグセーブも光った。

J2順位(36節終了時)
1位:新潟 勝点71
2位:横浜FC 勝点68
3位:岡山 勝点63

横浜FCと岡山が揃って敗れ、勝ち点差が開いたぞ…

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