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アルビ日記

2022-7:vs千葉 0-1

2022年04月01日(金)

PV 183

第7節「間違ってない」

最後の最後で劇的な決勝弾を食らったけど、全体としてはアルビのゲームでした。一回の敗戦にへこたれず、この路線を継続でいいと思うんです!

試合の背景

  • 千葉ホーム・フクダ電子アリーナ、通称「フクアリ」
  • 水曜19:00キックオフ。くもり
  • 新潟は2連勝中。千葉は2連敗中

試合ダイジェスト

【前半】
千葉は前線からプレスを掛けたいがハマらず、新潟がたくみにボール保持。パス回しのテンポもよく、千葉は守備のスイッチを入れられない。新潟はチャンスを作るも決めきれず、0-0で後半へ。

【後半】
引き続き新潟ペースではあるが、ゴールをこじあけられない。千葉は60分、左サイドに末吉を投入。何度か鋭い突破とクロスを見せる。最終盤、コーナーキックから千葉DF鈴木大輔のヘッドが炸裂。0-1で千葉勝利。

千葉和彦、繋ぐ意志

今季初めてのナイトゲーム&ミッドウィーク開催。
カタールW杯出場も決まり、盛り上がる日本サッカー界である。J2も、局地的にではあるけど盛り上がってるよ。

今日の相手は伝統あるジェフ千葉。あの鮮やかなイエローと、背番号の独特のフォントを見ると、畏まらずにはいられない。そのホームグラウンド・フクアリに乗り込んだ、アルビのスタメン。

GK小島享介。DF藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、千葉和彦、渡邊泰基。MF高宇洋、島田譲、松田詠太郎、高木善朗、本間至恩。FW谷口海斗。

アルベルト監督に比べて、松橋力蔵監督の選手起用の論理は、意図が明確な気がする。

例えば右サイド、藤原と松田の組み合わせとか。藤原が中、松田が外。ちなみに前節の右サイドは長谷川が外、伊藤が中だった。

今日もアルビは快調にボールを繋ぐつなぐ。ジェフ千葉は繋がせたくなくて、前3人で圧力をかけたいんだけど、それを剥がす剥がす。

特に今日先発復帰した、センターバックの千葉和彦はやっぱりすごい。あのボールの持ち方と出すタイミング、そして何より「絶対につなぐんだ」「無意味にクリアしないんだ」という意志が、唯一無二。

もう詰まってる、クリアしかない!と思うような場面でもキックフェイントから向きを変えて、GK小島に長めの横パスを通したりする。(後半の最初の方だったか)

やむを得ず浮き球のパスになっても、そのパスには必ず意味があって味方の懐にやさしく入るボールが多い。

こういうセンターバックは、アルビのサッカーによく合う。日本酒と刺身くらい合う。千葉のボールの受け方、さばき方を90分見るだけでもけっこう楽しいんである。

勝負は勝負、だけど

結果的に今日は負けた。最後の最後で元アルビの鈴木大輔にヘッドで決められた。悔しい。

防戦一方に見えたジェフ千葉は、60分の末吉塁投入で少し流れを引き戻した。左サイドで矢のような突破を見せ、アルビにカウンターの驚異をちらつかせた。

DFラインを相当高く押し上げ、ジェフ陣内でサッカーしていたアルビだったけど、こういうのがちらつくとどうしてもあと一歩が出づらくなる。少しラインが下がって、少しずつスペースが生まれ、ジェフにカウンターの起点を作らせてしまう。

ただ、今日のアルビのサッカーは良かった。それは間違いないと思う。やってることは間違いない。

スタートポジションは4-2-3-1、だけどそれに縛られず、選手個々が状況を判断しながら良い立ち位置をとる。終盤はFW谷口がベンチに下がり、ゼロトップを試みた。高木、伊藤というパサーが真ん中に、イッペイ・シノヅカと本間至恩がサイドに並ぶ。ゴール前をあえて空けておいて、パスをつなぎながら機を見て差し込んでいく、という狙い。

これは攻撃の組み立て方としては相当難しいに違いない。決まったターゲットがないし、ポジションも流動的。その場その場で選手全員が判断しないといけない。

こういうやり方にチャレンジできるのも、アルビのポゼッションのレベルが高いからだと思われる。

DFラインからの丁寧な組み立てもよかったし、高木のポジション取りも良かったし、本間至恩は相変わらず違いを作り出していた。右サイドに入った松田詠太郎の仕掛けも可能性充分だった。

勝負は時の運、やってることは間違ってない。

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