もう30年も前の映画で「バグダッド・カフェ」というのがあります。
砂漠にポツンとある全然人が来ないカフェで、女主人のブレンダが常にキレ散らかしていて、旦那は追い出すわ子供や従業員、客への当たりも強いわで空気は最悪。そこにドイツ人女性が流れ着いて徐々にほんわかしていく、というストーリー。
この映画でそこそこ重要な役割をするアイテムとして「黄色いポット」があります。

コーヒーを淹れるための黄色いポット。これは実は拾ってきたやつでボロボロなんですが、これがなんとも、かわいい。ここから出てくるコーヒー、まずそうだけど、うまそう。いいダシ効いてそう。
この感じは、うーん、映画を見てもらわないと伝わらないな…

映画とかで、こういう、妙に惹きつけられるアイテムってありますよね。ストーリーは忘れても、それが映ってる絵だけは鮮明に覚えている、っていう。
この映画では、「マジック・セット」というアイテムも出てきて、ポットよりもこっちのほうがストーリーライン的には重要な役割を果たすんですが、これは絵としてやっぱり弱い。あんまり覚えてないんです。
本筋には関係ないけど、絵として強い、記憶に残る存在。こういうものを、勝手に「黄色いポット」と呼んでいきましょう。
ぴゅう。(´ε` )
黄色いポット、どっかの古道具屋に売ってないかな。
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