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「ホームページって結局、何のためにあるんだろう」と考えることがあります。
「このホームページがなかったらどうなんだろう」とも考えます。「なくても困る人少ないかも」とか。「SNSだけで良くないか」とか。
それから、「これじゃなくて別のホームページだったらどうなんだろう」とも。
で、「ホームページってなんなん」ということになります。
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今から16年前、2007年に私はウェブ制作の仕事を始め、続けてきました。
当時はテーブルコーディングからCSSコーディングに移行しないといかんな、という議論が会社で巻き起こっており、初心者の私はPhotoshopのデータをスライスで切り刻んでtableタグでHTMLとして再現する、という作業と、CSSを駆使してスマートにスタイリングする、という技を、同時に、ヒーヒー喘ぎながら勉強した記憶があります。
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それはさておき、16年も同じ仕事をしてると、自分の仕事に疑問を持つ瞬間が、数年に一回、訪れます。
「この仕事は、果たして、誰かの役に立ってるんだろうか」
そういう問いから始まって、派生して冒頭のいくつかの問いが生まれ、そしてまた泡となって消えていき、モヤモヤは解消されぬまま、私はまた日々の業務に戻っていくのでした。
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ホームページというものについて、ひいてはホームページを作るという、私の仕事について、ちょっと立ち止まって、改めて考え直してみたい、という欲が生まれました。もう何度目かの欲ですが、今回は書き残してみよう、と思い至った次第です。
ホームページ、ではなくウェブサイト、ではなくホームページ
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今回はイントロということで、「ホームページ」という言葉について考えてみます。
むかし誰かに言われたのですが、
「ホームページ」というのは、サイトのトップページのことだから、サイト全体を指す時は「ウェブサイト」というのが正しい。
とのことです。
ふーん、なるほど。と思いました。
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でも、日本では、「ホームページ」という言葉が市民権を得ていますよね。
私たちが「ホームページ」と言う時、サイト全体を指します。けしてトップページだけを指しているわけではないはずです。
逆に頑なに「ウェブサイト」と言い張り続けたらどうでしょう。
もしかすると、ちょっと先輩の方々には「しゃらくさい」と思われてしまうかもしれません。
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私たちは「ホームページ」を作っている。
私たちは「ホームページ」制作会社である。
私は「ホームページ」を作る人である。
ということで、いいんじゃないでしょうか。
最初のホームページ
ところで、アメリカで最初のウェブサイトが公開されたのが1991年。そして日本最初のホームページは、わずか1年後の1992年に公開されたようです。
参考リンク(日本最初のホームページ)
その後、日本では「ホームページ」が独自の発展をしてきたんだと思います。「日本のホームページ文化」みたいなものが確かに存在する感覚はあります。
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インターネットの爆発的な普及、それに伴い、インターネット上で閲覧できる「ホームページ」も世の中に浸透していきました。
インターネットの世界が一般化、普遍化するにつれて、ホームページが意味、価値を持ち始めた、と言い換えることもできます。
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ホームページって結局何なのか
いろんな角度から考えてみたいと思います。
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