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アルビ日記

2022-18:vs水戸 3-0

2022年05月26日(木)

PV 142

第18節「円と矢」

昨年苦杯をなめたケーズデンキスタジアムで3-0快勝。水戸のコンパクトな守備も悪くなかったけど、それを打ち破る強者のサッカーでしたね。三戸!至恩!至恩(孝司)!すこぶる気持ち良い水曜の夜でした。

試合の背景

  • 5/25 水曜19:00キックオフ。くもり
  • @ケーズデンキスタジアム水戸
  • 新潟2位、水戸は下位だが直近は3戦負けなし

試合ダイジェスト

【前半】
新潟のボール保持に対し水戸は4-4-2のコンパクトな守備ブロックで対抗。水戸は集中力も高く狙い通りのサッカーができており、戦況は五分五分のまま、0-0で後半へ。

【後半】
53分、新潟に先制ゴール。センターサークル付近で相手のサイドチェンジをカットした三戸が、そのまま加速して持ち上がり、右足をズドン。その後、本間至恩が追加点。コーナーキックをファーで合わせる。3点目も本間。左からカットイン、三戸との縦ワンツーから右足シュートを決める。3-0で新潟が快勝。

三戸が水戸に

昨年の0-4の記憶がこびりついて離れない、ケーズデンキスタジアム水戸に乗り込む。闘将・秋葉忠宏監督率いる、平日夜の水戸ホーリーホック戦である。

アルビのスタメンは、1枚変更のみ。前節のいい流れをそのまま持ち込みたい。

GK小島享介。DF藤原奏哉、早川史哉、千葉和彦、堀米悠斗。MF高宇洋、星雄次、三戸舜介、伊藤涼太郎、小見洋太。FW谷口海斗。

前半の水戸の守備は全体を通して良かった。組織化されていて、かつ、個人個人がちゃんと戦う。

4-4-2の3ライン。FWの2枚はやや低い位置取りでアルビのボランチ付近をケア、反対にDFラインは高い位置。中盤のスペースはかなり圧縮されていた。

前半は五分五分の攻防。だが後半にゲームが動いた。

三戸舜介が、水戸ホーリーホックに叩き込んだ躍動感ほとばしる先制ゴール。水戸のサイドチェンジをセンターサークル手前でカットし、そのまま持ち上がる。ドリブルしながら周りを見回しつつ、決断して自分で右足を振り抜いた。

三戸はこの度「AFC U23アジアカップ」の代表メンバーに選出。松岡大起(清水)、斉藤光毅(ロンメルSK)、藤田譲瑠チマ(横浜FM)、細谷真大(柏)、松木玖生(FC東京)といった錚々たる顔ぶれとともに、ウズベキスタンに旅立つ。めでたい。彼の地でも、この勢いを遺憾なく発揮してくれるといいな。

10の帰還

後半アタマから登場した、アルビの10番・本間至恩。ここのところ出番が少なく、2列目でポジション争いをする他の選手の活躍も刺激になっていたはず。

10番が、ここに復活の2ゴール。

伊藤涼太郎のコーナーキック、おそらく作戦通りにうまくマークを外し、ファーに回り込んで右足で合わせた。

そして圧巻の3点目は、本間至恩の真骨頂。左サイドで受けて、中にカットイン。三戸のポストを使ってリターンを右足ズドン。鈴木孝司の背中に当たってコースが変わったボールは、そのままネットを揺らした。

10番本間至恩の帰還は、絶好調のアルビにとって猛烈な追い風だ。

アルビのウィングプレーヤーは、人材の宝庫になった。U-21代表の三戸、前節MVPの小見洋太、イッペイ・シノヅカ、松田詠太郎。誰が出ても自分の色を出して活躍してくれる。さらにシマブク・カズヨシもいるぞ。

アルビは、ボールを循環させる「円」のエネルギーが色濃い。前後左右にボールが動き、ピッチ上に円を何重にも描いていくようなサッカーをする。個性豊かなウィングプレーヤーは、その円から飛び出す「矢」のようなもの。

「円」から飛び出す「矢」のパワーが、太く鋭くなってく。相手はアルビの「円」をかき乱すことに注力するだけでは、やられる。突如として猛烈に飛び出してくる「矢」にも気をつけなければならない。

今のアルビを90分封じるのは、かなり困難なミッションなのかも。

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