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アルビ日記

2022-42:vs町田 2-1

2022年10月24日(月)

PV 134

第42節「来年はJ1」

今日は三戸のキレが際立ってました。ホームで勝って有終の美。来年はJ1。「俺たちのボール保持」がどこまで通用するか、楽しみですね

試合の背景

  • 10/23 日曜14:00キックオフ
  • @デンカビッグスワンスタジアム
  • 新潟はJ2優勝を決めた。町田は13位、4連敗中

アルビレックス新潟・スタメン

GK小島享介。DF藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、堀米悠斗。MF高宇洋、秋山裕紀、松田詠太郎、伊藤涼太郎、三戸舜介。FW谷口海斗。

【途中出場】鈴木孝司、小見洋太、島田譲、星雄次。

試合ダイジェスト

【前半】
13分、新潟が先制。三戸が自陣でボールを奪い、伊藤に預けて相手ゴール前に猛然とランニング、伊藤からの絶妙なスルーパスを受け、スピードを殺さずそのまま右足フィニッシュ。38分、デザインされたCKから町田・岡野がヘディングで同点弾。1-1で折り返し。

【後半】
町田はハーフタイムでGK交代、その後負傷で2名(中島、安井)が交代。新潟が長くボール保持し、じわじわと町田を追い詰める。83分、新潟に勝ち越し。右サイドで縦パスを受けた三戸が前を向き、鈴木孝司とのワンツーでペナに侵入、最後は冷静なループシュートで仕留めた。2-1で試合終了。

有終の美

J2優勝を決めたアルビの最終戦、相手は町田ゼルビア。不調のようだが、アルビにとっては苦手な相手。確かにあまりいい思い出がない。

無敗記録を止められたりスーパーFKを叩き込まれたり

ランコ・ポポヴィッチ監督の退任も決まっているようで、花道を作りたい町田はモチベーションも高いだろう。

そんな相手だからこそ、今季の最後の相手として価値がある。

町田に勝って、有終の美を飾る。そして笑顔で優勝セレモニーへ向かう。

ビッグスワンに詰めかけた25,000人の目と心に焼き付けるのに最高の舞台が整っている。今年のアルビは最後までドラマチックだ。

簡単とは言えないこのミッションも、アルビはクリアした。

序盤こそ町田のハイプレスに苦しんだものの、少しずつ細部を調整し、結局は自分たちの心地よい流れにゲームを落ち着かせた。長い時間ボールを保持し、終始ゲームのペースを握り、2-1の快勝。

今日は三戸舜介の切れ味が出色だった。2ゴールのクオリティは言わずもがな、それ以外にも惜しいチャンスは多くあって、そのどれもが三戸だからこそ作り出せたチャンスばかりだった。

瞬間的なターン、爆発的な初速と加速、大胆な切り返し。タッチが細かいので狭いスペースでもプレーができ、密集を打開していく。無双状態だった。

来季J1でこれが(きっと)観られる。楽しみだ。

俺たちのボール保持

アルビレックス新潟は、25勝9分8敗、勝点84で2022シーズンを終えた。偉大な数字だ。

キーワードは「ボール保持」。

ボールを持っている、持ち続ける、ということは現代サッカーでは決して有利な状況ではなく、リスクと隣り合わせ。それを理解した上で、とにもかくにも「ボール保持」。

このスタイルを貫く姿勢にしびれた。

相手に合わせてやり方を変えない。スタイルを貫く。これが今季、というかここ3年のアルビだった。

アルビのサッカーがぶれないということは、相手はそれ用に作戦をたてやすい。事前の探り合い、カードゲームのようなものはなく、相手の戦略を真っ向から受けて立つ。そして凌駕する。それが今季のアルビだった。

バルセロナの育成畑からやってきたアルベル(ト)監督がこねて練り上げた素材の上に、松橋力蔵監督が勝点を積むためのソースやスパイスを、ふんだんに足した。

「全員が主力」の言葉通り、松橋監督はスタメンを固定せずその都度調子の良い選手を使い、結果的に20人くらいのセットができた。同ポジションに2、3人いていい競争意識があり、それぞれがチームのスタイルを理解した上で自分の特長を出せる土台があった。日替わりでヒーローが生まれていたのもうなづける。

来年はJ1の舞台。J1で今季覇権を争う横浜FMと川崎Fはともにボール保持を極めているチーム。J2を席巻した「俺たちのボール保持」がJ1でどこまで通用するか楽しみ。きっと曲げないんだろうなあ。相手がどんなにボールを持ちたがろうが、鬼のハイプレスで狩りに来ようが、網を張って待ち構えていようが、アルビレックス新潟は、あくまでも、頑固に「俺たちのボール保持」。

アルビ日記」もこれにてシーズンオフに入ります。今年も素人の駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

来年の舞台はJ1、たぶん書きますのでまたよろしくおねがいします。

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書き手は私

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  1. 名無しのサッカーファン より:

    遅まきながらアルビレックスJ1昇格
    おめでとうございます!

    今年のアルビ、本当に強かったですね!!
    組織と個がうまく融合していました。

    我がベガルタは完敗でしたww

    アルベル監督のベースを松橋監督が、さらに昇華させた手腕は、お見事です。
    かつてサンフレッチェ広島が、ミシャから受け継いだ森保監督で、攻守のバランスを修正し、J1を席巻した事と重なります。

    2023は、J1でアルビレックス旋風

    アルビのマリノス・フロンターレとの対戦は、楽しみです

    ベガルタも伊藤監督の下、チームの完成度を高めJ1でアルビレックスを打倒したいです!!
    先ずは、J1昇格ですねww

    今年一年、お疲れ様でした。

  2. 樋口大輔 より:

    コメントありがとうございます。
    今シーズンは横浜FC、ベガルタさんと3強で切磋琢磨し、いい緊張感が保てたからこその昇格だったと思います。
    かつての広島、ミシャ→森保監督と重なる…とはなるほどなるほどです。

    来年の伊藤監督体制楽しみですね!
    引き続きよろしくお願いいたします。

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